キンケシ復刻版「ビッグ・ザ・武道」を原作カラーで筆塗り|水性アクリル塗装レビュー#1094
2008年発売のキンケシ復刻版「夢の超人タッグ編」より、ビッグ・ザ・武道を水性アクリル塗料で原作カラーにペイントしました。下処理から筆塗り塗装、仕上げまでの工程を詳しく記録しています。

■ キンケシ復刻版・夢の超人タッグ編とは
今回は2008年発売の「キンケシ復刻版 夢の超人タッグ編」より、ビッグ・ザ・武道をペイントしました。本シリーズは復刻版第1弾として、当時のレギュラーサイズキンケシから厳選された、タッグ編決勝トーナメント出場超人が2体1組でカプセルに封入されたラインナップです。付属のブックレットも当時の雰囲気をしっかり再現しており、ファン心をくすぐります。


■ 復刻版と当時物キンケシの違い
復刻版は金型の関係で、当時物レギュラーサイズと比べるとやや小ぶりです。今回塗装したビッグ・ザ・武道は、パート5で登場した当時物を参考にしています。竹刀を構えた造形で、武道らしい雰囲気は健在ですが、ややスリムな印象も受けます。経年劣化は多少あるものの、大きな汚れや破損はなく、曲がりクセのみ加熱処理で修正しました。



■ 塗装後レビューと今回の難所
完成後は、原作を意識したグリーンとシルバー基調のカラーリングに仕上げました。特に難しかったのは、隠ぺい力の弱い緑の色ノリと、フェイス表現、そして胸の「武道」の文字書き入れです。ここが今回最大の山場でした。

■ キンケシ塗装の下処理工程
キン消し・デカ消しの塗装は、以下の流れで下処理を行います。
・煮沸してゴム素材を柔らかくし、形状を整えつつ汚れを除去
・ベンジンに一晩~2日浸け、可塑剤を抜く
・完全乾燥後、Mr.スーパークリアつや消しを吹いて下地作り



■ 使用塗料と塗装方法
塗料はファレホを基本に、要所でシタデルカラーを使用し、すべて筆塗りで進めました。筆は面相筆を中心に、広い部分はブラシを使って効率化しています。工程は下地塗りと上塗りの2段階です。

■ 下地塗りと基本色の塗装
全身の下地には、ファレホ モデルカラーのライトフレッシュを使用しました。白に近い明るい肌色で、発色を安定させます。乾燥後、上半身はミディアムオリーブで薄く数回に分けて塗装。フェイスにはウォーロードパープル、下半身にはインファントリーブルーを使用しました。




■ 細部塗装と仕上げ
色ムラ防止には、シタデルカラーのラーミアンメディウムで薄めながら調整。前掛けはブラック、シューズはスカーレットレッドでアクセントを入れました。銀色部分は極細筆で慎重に塗り分け、竹刀にはカーキ、持ち手にはホワイトグレーを使用しています。最後に再度グリーンを重ね、全体を整えました。






■ 完成と仕上げ
塗装時間は約50分。仕上げにソフト99のボデーペン・クリアを吹き、乾燥させて完成です。

台座にセットし、フロントからリアまで原作イメージを意識した仕上がりとなりました。











