#570【キン消しを塗ろう】2019年・キンケシシリーズ12 キン肉マンフェイスフラッシュVer.
今回は2019年発売、新造形版のキンケシシリーズ12から、キン肉マン、フェイスフラッシュVer.の色塗りです。
・キン肉マンのマスクを取った素顔のキンケシ
・キンケシでレアなフェイスフラッシュのキン肉マン
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
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キン肉星王位争奪編幾度となく自他ともにピンチを救い、脱出したキン肉族の奥義、そしてキン肉マンの素顔が垣間見える瞬間です。
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塗装前の下処理
塗装前の状態です。
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カラーはペールオレンジです。未開封品だったので汚れなどはなく、綺麗な状態でした。
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事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
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・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
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・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のキン肉マンは問題なく処理できました。
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・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
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最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
肌の色の下地色です。
ペールオレンジの地のキンケシだったので、比較的色塗りもしやすかった印象です。
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2色目は、グレーがかった白、コラックスホワイトです。
マスク、素顔ともに目、そして今回はリストバンド、あとパンツのベルト部分に塗っています。
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こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約50分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には先端を糊で固めた極細筆を使いました。
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次に赤、メフィストンレッドでマスクの一部、パンツ、ブーツに着色しました。
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4色目に青、KINマークおなじみのボディスーツに塗り入れました。マクラーグブルー
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次に明るめの茶、モーンファング・ブラウン。
マスクからかいま見えるキン肉マンの頭髪の色として入れました。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、地のキンケシにも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
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一箇所ですが、ベルトの中心部を黄色、アヴァーランドサンセットで塗りました。
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同じく最初に下地を塗ったマスクの唇に、「フルグリムピンク」を塗り入れます。
上塗り前提の「レイヤー」のカラーです。下地が効いて色塗りはスムーズでした。
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先に下地を入れた肌に、フレイドワンフレッシュという重ね塗りのカラーを塗りました。
マスク、素顔、腕、脚、腹の部分です。
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次に黒、アバドンブラックで目と、マスクの額の肉マークを描き入れ。
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仕上げにシェイドカラーの「ナルンオイル」で質感、陰影をつけました。
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塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
けっこうな面積の素顔をさらしたキン肉マン。いろんな意味で感慨深いキン消しの一つです。
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フェイスフラッシュについて
カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」。
フェイスフラッシュは、禁断の聖地・マッスルフォールから流れる知恵の水を浴びたものだけが使える素顔が少しでも現れると放たれる強烈な光で、キン肉スグル・キン肉アタル、スーパーフェニックスが使えるキン肉王族の奥義です。
腐ったどぶ川を澄んだ川に、鋼鉄を曲げる、死んだ超人を復活させるという奇跡を起こしてきました。
まとめ~あわせて読みたい記事
このキン肉マンフェイスフラッシュVer.が属するキンケシ12のブックレットです。
ビビンバや祖先のキン肉タツノリなど、キン肉族の面々もラインナップされたシリーズでした。
というわけで、今回はキンケシシリーズ12から、キン肉マンフェイスフラッシュVer.の色塗りでした。
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