#749【キン消し塗装】ティーパックマン(キン肉マンパート2 アニメカラー)
今回は、昭和レトロ、1980年代のキン消しレギュラーシリーズPART2から、ティーパックマンです
水性アクリル塗料でペイントしました
・キン肉マンキンケシを水性アクリル塗料で塗装
・キンケシ、キン消しを上手に色塗り、ペイントする方法
・ティーパックマン(キン肉マンパート2 アニメカラー)
塗装の様子をYoutube動画で
塗装動画
可塑剤を抜く塗装前の下処理
このティーパックマンのキン消しそのものは当時物、これがラインナップされたPART2のブックレットです
こちらのミニブックは、後年に発売された全418体コンプリートの限定生産BOXに付録された復刻版です
今回のティーパックマンのほかにはモンゴルマンやジェシーメイビアなどたくさんの有名どころの超人がラインナップ
ペイントするティーパックマンの塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れはあるものの、キズなどはない良好な保管状態のキン消しでした。独特の造形。もう40年前のゴム消しですがよく精巧に作られています。
いつも通りの下処理から作業を進めました
キン消し・デカ消しの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います
煮沸して自立できるように整形、表面の埃や、余計な油分を落とす
ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます
まずはファレホのゲームカラー・デッドホワイトです
台座の下地に水で溶いて薄めた状態でサーっと、それから本体のティーカップ、頭部にしっかりと塗り入れました
目もこのカラーになります
さらに、最終的にオレンジに塗るグローブにも下地として塗りました
次に赤です
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
こちらはボディのメインカラーに
パンツとブーツは青です
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーです
一番重用している青のカラー、粘性高く隠ぺい力強い塗料です
ここで台座を上塗り
リングのカラーイメージで、シタデルカラーのLAYER、ローザンブルーを使いました
スポットで黒、ファレホのゲームカラー、ブラックです
目です
腕、腹部、脚部には濃い目のフレッシュカラー
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュです
ティーカップのセンターのデザインカラーは、ファレホのモデルカラー・マゼンタを使いました
一番目立つ箇所なので、丁寧に
胸の「TEA」の文字にはシタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを上塗りです
頭部の上面。カップに入ったティーのカラーとして、シタデルカラー・LAYER、ベインブレイドブラウンを使いました
色分け最後のカラーは、下地に白を入れておいたグローブに、ファレホのゲームカラー・オレンジファイアです
隠ぺい力には課題のあるオレンジですが、これでしっかり色が乗りました
塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました
筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました
この塗装で用いた塗料はこちら
塗装にかかった時間は約50分でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます
台座をつけて、塗装後です
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ティーパックマンは、紅茶がモチーフになった、スリランカ出身の正義超人。
超人強度は25万パワー。
頭部の紅茶を吸わせたティーバッグを乱打する攻撃を得意とします。超人オリンピックではウォーズマンと対戦しました
ということで今回は、当時物、キン消し、レギュラーシリーズのパート2、ティーパックマン、水性アクリル塗料でペイントしました