キンケシ塗装は準備で決まる――消しゴムフィギュアを支える道具たち#597
キンケシなどの消しゴムフィギュア塗装は、色を塗る前の下準備が仕上がりを大きく左右します。煮沸、ベンジン処理、下地作りから筆のメンテナンスまで、実際に使っている道具と工程をまとめました。
使用環境や相性もあるかと思いますので一つの参考として活用いただければ幸いです。
2023年5月時点での最新情報です。
参考写真、見本は1980年代、当時物のでかキンケシのキン肉マングレートにて。
消しゴム塗装は「色を塗る前の準備」で仕上がりが決まる
煮沸やベンジン処理、下地のつや消しなど、地味な工程こそが塗料のノリや耐久性を左右します。
特別な道具より「目的に合った使い方」が重要
高価な筆や専用品に頼らず、安価で使い切れる道具を工程ごとに使い分けています。
可塑剤対策とメンテナンスまで含めて塗装工程
トップコートの選択や筆洗いまで含めて、次の制作につながる“終わり方”を大切にしています。
塗装べース、塗装棒
色塗り前後のスプレー塗布や乾燥などで使用している塗装べース。
一般的なプラモデル用のものを少し加工して使っています。
煮沸して表面の汚れやほこり、油分を落として綺麗にする
自室、アトリエでの作業になるのでキッチンは使わず、IHコンロ+IH対応フライパン(卵焼き用)を使っています。
ベンジンに漬け込んで、ゴムを柔らかくする可塑剤を抜く
数ある市販のベンジンの中でもコスパ的にも一番使っているのがこちら。
揮発性なので蓋が必須。タッパーに入れて臭いの気にならない場所で3~4日保管して処理しています。
※サイズは使用するキンケシやフィギュアの大きさと照らし合わせ要確認ください。
塗装下地を作るスプレー塗布
塗装前の下処理、最後はMr.スーパークリアつや消しの塗布。
つや消しのスプレーの粒子を付着させて、塗装の下地として、色が乗りやすくします。
塗装、色塗り
☆塗料に関しては、主に使用しているシタデルカラーなど、別途ページでまとめていきますのでこのページでは割愛。
筆塗りに使用するのは大きく4種。
使い捨て、使い切りとされるものを使っていますが、使用後洗浄して筆や毛先が痛むまで再利用しています。
面相筆、細筆
使っている面相筆、細筆
細筆(先端がフェルト、マーカーのように処理されたもの)
先端がフェルト状になった細筆
模型用ブラシ
広い面積には模型用ブラシ
ドライブラシ用にはメイク用ブラシを活用
ドライブラシにはこれ
目や、細かなところを色塗り、書き入れるときはマーカーを使用。
ガンダムマーカー
マッキーケア(黒)。必要に応じて赤や青も使用します。
トップコート
トップコートにするのはソフト99コーポレーションのボデーペン、クリア。
プラモデル用のトップコートではなく、ソフビやゴム消しの塗装の際は、処理はしてあるとはいえそれでも、中からの可塑剤対策としてヌルベタを抑えるためこのスプレーが一番効くと教えてもらって以降、標準仕様にしています。
ふでピカリキッド
フィギュア本体へのものとは別に、筆のケアとして、こちらも愛用しています。
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冒頭にも書きましたが、道具やアイテムは使う環境や相性もあるので、いろいろ試してみてしっくりくる、より効果的・効率よく使って行けそうなものを見つけ出していくのが一番良いかなと思っています。
僕も今はご紹介した仕様でやっていますが、状況に応じて日々アップデートしていきたいなという感じです。
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