【キン消し塗装】悪魔六騎士ジャンクマンを初代アニメカラーでペイント!水性アクリル筆塗り再現 #1024

2025年10月8日

1980年代の当時物キン消し・レギュラーサイズ「ジャンクマン」を筆塗りリペイント!黄金のマスク編らしい悪魔超人カラーを、水性アクリル塗料で忠実に再現しました。

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はじめに:当時物キン消し・ジャンクマンをペイント

今回は、レギュラーサイズの「当時物キン消し」パート2から、悪魔六騎士の一人・ジャンクマンをペイントしました。
初代アニメカラーを参考に、水性アクリル塗料でいつものように筆塗り仕上げをしています。


当時のブックレットとラインナップ

こちらがレギュラーサイズ・パート2のパッケージに同梱されていたブックレットです。
この弾は有名な超人が多数収録されており、今回のジャンクマンのほか、ザ・ニンジャ悪魔将軍など、黄金のマスク編を代表する超人たちがラインナップされています。


塗装前の状態

塗装前のジャンクマンは、経年劣化こそあるものの、汚れや損傷はほとんどありませんでした。
素材の状態も良好で、ペイント前の下処理を通常通り行えるコンディションでした。
サイズは約4cm。ディフォルメ造形が魅力的で、しっかり自立できるバランスの良いキン消しです。


塗装工程の流れ

下処理

まずは塗装の前に、以下の工程で下処理を行いました。

  1. 煮沸処理:ゴム素材を柔らかくして形を整え、油分や汚れを除去。
  2. ベンジン漬け:一晩~2日ほど漬けて、可塑剤を抜く。
  3. 乾燥→下地コート:乾燥後に「Mr.スーパークリア つや消し」を全体に吹き、塗装の定着を高める下地を作成。

使用塗料と筆

塗料は**ファレホ(Vallejo)とシタデルカラー(Citadel)**を併用。
すべて筆塗りで仕上げました。
面相筆で細部を塗り、広い面は平筆で時短しながら塗り進めています。


カラー別の塗装工程

下地塗り

まず全身に**ファレホ・ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を下地として塗装。
このひと手間で後の発色が格段に向上します。
乾燥後、各部の色分けに進みました。


ゴールド部分

腕・脚部の装飾には**シタデルカラー「レトリビューターアーマー」**を使用。
隠ぺい力が高く、輝きのある金色で悪魔超人らしい質感を出しました。


グレー&レッド

ジャンクハンドにはニュートラルグレー、口元や腕輪、脚部の装飾にはスカーレットレッドを塗装。
極細筆で丁寧に塗り分けています。


シルバー&ブラック

ジャンクハンドの刃部分にはシルバーを使用。
パンツとブーツはブラックで仕上げ、全体を引き締めています。


ブルー&パープル

ジャンクハンド側面にはエルフィックブルーを入れ、淡い紺色のアクセントを追加。
ボディカラーはラストフルパープルで塗装し、ラーミアンメディウムでムラを抑えつつ均一な発色にしました。

塗装時間は約40分。細部の色分けも含め、バランスよくまとまった仕上がりです。


仕上げと完成レビュー

クリアコート

最後に、**ソフト99コーポレーション製「ボデーペン・クリア」**を全体に吹き付け、塗膜を保護。
乾燥後、光沢を抑えた自然な仕上がりになりました。


完成レビュー

完成後は台座をセットし、フロントビュー・リアビューともに撮影。
紫と黒、ゴールドの組み合わせが美しく、まさに「悪魔六騎士」ジャンクマンらしい重厚な存在感に仕上がりました。


まとめ:キン消し塗装の魅力

今回は、**キン肉マン・ジャンクマン(レギュラーサイズ・パート2)**を、初代アニメカラーを参考に水性アクリル塗料で筆塗りペイントしました。
当時物キン消しの魅力を引き出すリペイントは、レトロ玩具ファンにもおすすめの楽しみ方です。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月8日

Posted by Mさん模活時間の記録