#540【キン消しを塗ろう】2009年・復刻版キンケシ9 キン肉星王位争奪編3 キン肉マンビッグボディ
今回は2009年発売、キンケシ復刻版9、キン肉星王位争奪編3から、キン肉マンビッグボディの色塗りです。
・キンケシ復刻版は、従来のシリーズよりちょっと小さい?
・キンケシを水性アクリル塗料で上手にペイントする方法
・キン肉マン、運命の5王子の一人、ビッグボディ

通常サイズのキン消し塗装でした。
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塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。



カラーは赤です。オレンジっぽい赤でした。この復刻版のキンケシは標準形態のものでも1つのカプセルに2体入っていて、一つ一つの作りがけっこう小さいんです。

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
可塑剤は、新しいキン消しシリーズはものによってはベンジンで抜けて素材が硬化しないものもあるようですが、このビッグボディはしっかり処理ができました。

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
主に肌などの下地色として使っているカラーです。
下塗りなので、箇所にまんべんなく、薄くでもいいので塗り漏れなく着色しました。

ブーツや、肩パッドの色として青、マクラーグ・ブルー。
この青は隠ぺい力の高い、シタデルカラーの「ベース」色なので、地の色にそのまま塗っても
しっかり色が乗っていってくれます。

先ほど塗ったレイスボーンの下地の上に、肌の色とする「エンペラーズ・チルドレン」を塗りました。
少し濃いめのピンクです。

次にグレーがかった白、コラックスホワイトです。
こちらはビッグボディの下半身、パンツの色などそのまま白を魅せるカラーとしてもあるので丁寧に塗りこみます。

赤です。メフィストンレッド。
こちらは主に頭部の色として使用しました。

ボディスーツの一部、肩パッドの縁取りなどに、シルバー、アイアンハンズスティールを塗ります。

仕上げとして、細部にはガンダムマーカーの0.3㎜シャープを使用しました。

こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約60分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
小さなサイズのキン消しですが、それぞれの色が上手く乗ってくれて、それなりに見える仕上がりになりました。



キン肉マンビッグボディについて
カラーリングの参考にしたのはアニメ第2期の「キン肉マン王位争奪編」です。
キン肉マンビッグボディは、キン肉星出身の運命の王子。
超人強度はもともとは100万パワーのストロングマン。強力の神が憑依して1億パワーとなります。245㎝と、五王子一の巨体と怪力の持ち主です。
まとめ~合わせて読みたい記事
塗装したビッグボディが属する復刻版キンケシ9のブックレットです。
同じ弾ではパルテノンやモーターマンといった王位争奪編のキャラクターや、ラーメンマンとプリズマンの技ケシなどもラインナップされています。
というわけで、今回は復刻版キンケシシリーズ9から、キン肉マンビッグボディの色塗りでした。
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