【デカ消し塗装レビュー】昭和のキン肉マンを令和に蘇らせる!第5弾E型セーター姿を再現#374
昭和の当時物「デカ消し」シリーズから、第5弾E型・セーター姿のキン肉マンを筆塗り塗装。アニメED「キン肉マン倶楽部」準拠のカラーで、令和に蘇らせました。
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昭和のデカ消しを令和にペイント
今回は往年のキンケシ「デカ消し」第5弾E型から、珍しいセーター姿のキン肉マンを塗装しました。カラーリングは、当時のアニメエンディングテーマ「キン肉マン倶楽部」に登場する配色を再現。水性アクリル塗料を用いたフリーハンド筆塗りで仕上げています。

第5弾E型デカ消しのラインナップ
当時のパッケージにはブックレットが同梱されており、ラインナップは多彩。


個性的な超人たちがそろっていたのも、この弾の特徴です。
塗装前の状態確認
塗装前のフィギュアは大きな損傷もなく、造形もきれいに残っていました。多少の汚れはあるものの、塗装には支障なし。そのまま下処理から進めていきます。



下処理の流れ
デカ消し塗装は、以下の工程を経て仕上げていきます。

- 煮沸処理:形を整え、油分や埃を除去
- ベンジン漬け:可塑剤を抜いて塩ビを安定化
- 乾燥・下地作り:Mr.スーパークリア(つや消し)を吹き付け



この下準備によって、塗料の定着性が大幅に向上します。
使用した塗料とカラーリング
塗装にはファレホとシタデルカラーを組み合わせました。
- 下地塗り:エルフィックフレッシュ(ファレホ)を全体に
- セーター部分:ゴールドイエロー(ファレホ)、アイスイエロー(ファレホ)
- 肌色:ベーシックスキントーン(ファレホ)
- 目・歯:デッドホワイト(ファレホ)
- マスクやパンツ、ブーツ:ブラッディレッド(ファレホ)
- 額の肉マーク・鼻:ブラック(ファレホ)
- 唇・胸の「KINNIKU」ロゴ:スクイッドピンク(ファレホ)


極細筆を駆使し、細部の色分けまで丁寧に再現しました。
シタデルカラーの効果的な使い方
塗装ムラを防ぐため、ラーミアンメディウムで均一に伸ばし、
目元のスミ入れにはブラックテンプラーを使用。
要所ごとにシタデルカラーを活かし、発色と質感を高めました。

完成レビュー
塗装時間は約60分。仕上げにはソフト99コーポレーションのボデーペン・クリアを吹き付けて保護。台座に立てると、正面・背面ともに迫力ある姿に蘇りました。

セーター姿という珍しい造形に、アニメEDカラーを施したことで、当時の雰囲気を令和に再現できたと思います。



まとめ
今回は昭和の丸越製デカ消し「第5弾E型 キン肉マン(セーター姿)」を筆塗り塗装しました。ファレホとシタデルカラーを組み合わせ、短時間でも鮮やかに再現できるのが魅力です。懐かしのキンケシを現代の塗料で蘇らせる楽しさを、ぜひ味わってみてください。












