#347【デカ消し塗装】モンゴルマン 丸越デカ消し・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第4弾D型の、モンゴルマンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・80年代キッズは一度は遊んだ、キンケシの正義超人「モンゴルマン」
・丸越製デカ消しを、水性アクリル塗料でペイント
・モンゴルマン 丸越デカ消し・キンケシ(第4弾)
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第4弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
この弾では、キン肉マン、モンゴルマンが正義超人、ジャンクマン・ザニンジャといった悪魔騎士、その他、キン骨マンやイワオなど多彩な顔ぶれの構成になっていました
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませが、汚れは目立ちます
それと、昔の造形のゴム消しゆえ、モンゴルマンの頭髪はいかんせん不安定な整形になりがちです
いつもの工程で下準備を進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
今回の塗装で使用した塗料はこちら
今回は、ジャンプコミックスリミックス。
ジャンプの名作マンガの数々をブ厚い読切ボリュームに再編集したお得なコミックスで、そのキン肉マンシリーズの際に掲載された、アニメカラーと若干異なるカラーリングの配色にしました
まずは、ボディカラー
少し濃い目の設定にしました ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュです
隠ぺい力の強いファレホですが、キンケシの地に直接塗るフレッシュカラー
2度の重ね塗りで、しっかり色を乗せました
脚部、下地も兼ね、そして台座のベースにも、白・シタデルカラーのコラックスホワイトを塗りました
顔料を含み粘性の高い、少しグレーがかった白カラーです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
コスチュームのパンツ、緑もアニメカラーよりも濃い目の設定に
ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブを使いました
グリーンのカラーの中でも隠ぺい力は強い
面積広いですが、うまく色が乗りました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
黒です
ファレホのゲームカラー、ブラック
フェイスと、主に頭髪に使いました
続いて赤
頭髪を結うリボンと、フェイスの模様の書き込みです
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
ジャンプコミックスリミックスカラーの特徴的なシューズの水色
シタデルカラーのLAYER、ローザンブルーを使いました
台座の上塗り
今回は、ファレホのゲームカラーで、ヘックスドライケンという塗料を使っています
一部、フェイスの模様にファレホのエスコルピナグリーン
同じく、目には、ファレホのゲームカラー・スクイッドピンクです
ここでコスチュームの緑、ミディアムオリーブを重ね塗りです
肌カラーを、シタデルのコントラスト、スケルトンホードで染め塗り
陰影をつけました
さらに、今度は淡めに調整
ダイオのドライブラシ専用カラーを使って、色味を少し押さえました
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
ラーメンマンのもう一つの姿、救世主として何度もキン肉マンたちを救ったモンゴルマンです
フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第4弾
モンゴルマンをジャンプコミックスリミックスカラーでペイントしました
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