#336【デカ消し塗装】バラクーダ 丸越デカ消し・キンケシ

2022年3月22日

今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第6弾F型の、バラクーダをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました

この記事のPoint☆

・キン肉マンキンケシを水性アクリル塗料で塗装
・キンケシ、キン消しを上手に色塗り、ペイントする方法
・バラクーダ 丸越デカ消し・キンケシ

可塑剤を抜く塗装前の下処理

第6弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
今回のバラクーダやバッファローマン、スプリングマンといった有名どころの超人に加え、ハンマーヘッドやスマイルマンといったちょっとマニアックな読者応募超人も含まれたラインナップでした

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませが、曲がりクセが目立ったので、熱処理を入念にしながら、いつもの工程で下準備を進めていきました

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

今回の塗装で使用した塗料はこちら

今回は、アニメキン肉マン、登場シーンを参考にしながらカラーリングを決めていきました

まずは、手とコスチュームの一部に白、少しグレーがかった、シタデルカラーのBASE、コラックスホワイトを塗りました
隠ぺい力の強い白。キンケシの地に直接です
また、台座の下地としてもこのカラーを使いました

続いて黄色です
これも隠ぺい力の強いカラー
シタデルカラーのアヴァーランドサンセットです
コスチュームのラインと、頭髪に使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

赤です。ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
口とコスチュームの一部に

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

青です
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーをパンツに使いました

ここで紫
コスチュームのデザインの一部として。ファレホのゲームカラー、ヘクスドライケン
このカラーが、バラクーダの不気味さを演出します

わずかに覗いた額に
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュを使いました

黒です
コスチュームのメインカラー、ブーツにも使いました
ファレホのゲームカラー、ブラックです
扱いやすい、粘性の高い黒の塗料
面積が広いですが、ムラにならないようにと、塗り残しがないように気を付けて着色しました

そして、台座の上塗りです
今回はファレホのゲームカラー、レザーブラウンを使いました

ここで頭髪に、陰影をつけるため、スミ入れ的にシタデルのシェイドカラー・カサンドライエローを使いました

口元と額は仕上げに向けて微修正しました

最後は、ファレホのモデルカラー、ディープイエローで頭髪をドライブラシ

かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
ロビンマスクのもう一つの姿、ウォーズマンを育て上げたMr.バラクーダです

フロントビューからリアビューまで

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第6弾
バラクーダを水性アクリル塗料でペイントしました

ロビンマスクのもう一つの姿で、ウォーズマンを鍛えた師匠としての存在です。
超人オリンピック ザ・ビッグファイトで初登場。王位争奪編でも姫路城でこの姿になりました。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年3月22日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c