#615【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第9弾(I型)凶悪超人A

2023年8月2日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第9弾、I型の凶悪超人Aを塗装しました。
劇場版に登場した敵キャラで、個人的にも、昔も保有していてたくさん遊んだ記憶が残っているデカ消しです。

Point☆

・持ってた持ってた!このキンケシは昔よく遊んだ
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、懐かしいキン肉マン消しゴムを失敗せずに塗装する方法

動画でチェック!

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塗装前の下処理

当時物、第9弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
この弾、劇場版第1作の敵キャラ、宇宙プロレス連盟の面々です。
今回塗装の凶悪超人Aをはじめ、具体名の付いていない超人も4体ありました。

まずは塗装前の状態です。
細かな黒ずみ、汚れはありましたが塗装に影響あるレベルではありませんでした。

キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

水性塗料で色塗り

そして塗装。です。

まずはグリフチャージャーグレイを下地として塗りました。

色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

2色目はコントラスト・バシリカヌムグレイ
このあと黒を上塗りする箇所の下地塗りです。
最近はフィギュア塗装で、この「BASE」「SHADE」の両方の機能を併せ持つコントラストカラーを下地に使うことが多くなりました。
液体塗料で塗りが速いため、時短に効果があります。

こちらが今回の塗装で使用した塗料。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

塗装にかかった時間は約70分でした。

3色目は、コントラスト・ブラッドエンジェルレッド

口、肩アーマー、ブーツ、ボディの装飾箇所など赤を塗る箇所の下地です。

4色目にシャイッシュ・パープル
紫色のコントラストの塗料です。
今回の凶悪超人Aのメインのボディカラーの下地として塗りました

今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。

上塗りに入ります。
パンツ部分の青のカラーで、ザ・ファング

手持ちの武器、チェーンも含め、ボディスーツのカラーとして黒・アバドンブラックを塗りました。

赤は鮮やか、明るいカラーのイービルサンズスカーレットを使いました。
LAYER塗料ですが、顔料多め、隠ぺい力は比較的強いカラーです。

メインボディのカラーとして、紫を上塗り。
デモネットハイドです。
こちらは下地にも使えるBASEカラー、隠ぺい力は強めです。

目に、ドルンイエロー

歯に白、コラックスホワイト。

最後に、スミ入れ的にシェイドカラーのナルンオイルを塗りました

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
デカ消しの中でも後発の第9弾、しかも劇場版の敵キャラのみで構成された若干レアなシリーズのデカ消しです。

動画でチェック!※塗装シーンのみ

塗装シーンのみの動画

まとめ~あわせて読みたい記事

凶悪超人Aは、オクトバスドラゴンを中心とする宇宙プロレス連盟の超人の一人。
今回のカラーは、劇場版のキン肉マン第1作のパンフレットに掲載のカラーを参考にしました

というわけで、今回はでかキンケシ・第9弾から、凶悪超人Aの色塗りでした。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年8月2日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c