【キンケシ塗装】丸越製デカ消し第6弾「タイルマン」を原作カラーで筆塗り! #966
昭和のキンケシを、令和のいま再び塗装して楽しんでいます。
今回はその中でも特に存在感のある**丸越製・9cmサイズのデカ消しシリーズ第6弾(F型)**より、「タイルマン」を筆塗りでペイントしました。

使用したのは水性アクリル塗料のファレホシリーズ。原作カラーをベースに、タイルマンらしい質感を目指して配色を工夫しています。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!
今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!
■【デカ消し第6弾】個性派超人がずらり!
このシリーズには、バッファローマン、スプリングマン、バラクーダ、デビルマジシャン、そしてタイルマンなど、味のある超人たちが勢ぞろい。当時のパッケージには、ブックレットも同梱されていました。


■【塗装前】汚れ・落書きはあるが、塗装に支障なし
今回の個体は、大きな破損はないものの汚れや落書きが目立つ状態でした。ただし表面の状態は悪くなく、通常の工程で問題なく塗装できると判断。



■【塗装工程】下処理から筆塗りまで
- 煮沸消毒:形を整え、汚れや埃を除去
- ベンジン漬け:可塑剤を抜いて塗装定着を向上
- 下地処理:Mr.スーパークリア・つや消しを吹き付けて塗装準備完了



■【塗装手順】ファレホを使った全筆塗り
- 下地ベース塗装
→ ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」
フレッシュ系の白を全面に塗布し、明るさと発色を確保 - 全身塗装
→ ファレホ メカカラー「ストーングレイ」
2度塗りで、しっかりとタイル感のあるグレーを再現 - 目の色入れ
→ ファレホ モデルカラー「アイスイエロー」で瞳を塗装 - 目地塗装(流し込み)
→ ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」を薄めて流し込み
胴体や腕など、タイル模様の彫りに沿って丁寧に筆入れ - 最終調整
→ ストーングレイで白のはみ出し部分をリタッチ

■【使用道具・筆について】
- 細部は面相筆、広い面はブラシや刷毛を併用
- 時短しつつ塗膜の安定感も意識して作業を進行
■【塗料紹介】使用したファレホの特徴
- ゲームカラー:発色鮮やかでファンタジックな印象。筆塗りしやすく隠ぺい力も強い。
- モデルカラー:標準的な色合いで、様々な模型に使える万能塗料。
- メカカラー:ロボットやメカ向けの鮮やかな色調。グレー系も使いやすい。
■【仕上げ】クリア吹き&ディスプレイ
塗装がすべて完了したら、ソフト99のボデーペンクリアを全体に吹き付けてコート。
台座を取り付け、フロント・リアビューの撮影で完成です。




■まとめ
今回は、「キン肉マン・デカ消し第6弾 タイルマン」を原作カラーを意識して筆塗りで仕上げました。
水性アクリル塗料・ファレホを使った塗装は、扱いやすさと発色の良さで、昭和フィギュアのリペイントにも最適です。
キンケシの塗装や当時物フィギュアのリペイントに興味のある方の参考になれば幸いです!
