#519【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第6弾(F型)キングコブラ

2023年2月24日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第6弾、F型のキングコブラを塗装しました。

Point☆

・昔のキンケシで、丸越製の「デカ消し」って知ってますか?
・昭和レトロのキングコブラのキン消しをペイント
・水性アクリル塗料でゴム消しフィギュアを塗装

塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

コブラの目などデザインはけっこう緻密・精巧で、細やかな造形です。

ここから、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装

そして塗装です。

最初のカラーは白の「コラックスホワイト」。
ちょっとグレーがかった白です。キングコブラの肌のベースカラーとして。
この上に後ほど重ね塗りしていきます。

続いて、微妙に色を変えてベースカラー、レイスボーンを塗りました。
ここはあとでオレンジを重ね塗りするところです。

コブラのメインカラーは黄色で、アヴァーランドサンセットを塗ります。

服です。
上半身は、キャステラングリーン。濃いめの草色という感じの色です。

オレンジを上塗りします。
「トロールスレイヤー・オレンジ」です。

下半身を「キャリバングリーン」で塗装。
これでひと通りベースカラーが完了。

肌の部分に薄い紫を、ドライブラシで上塗りしました。
「ルシウス・ライラック」というドライカラーです。

シェイドカラーの「ナルンオイル」をスジの部分にスミ入れ的に塗ります

最後は赤、目を「メフィストンレッド」で塗り入れました。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

キングコブラの持つちょっと薄気味悪い、怪物チックな感じを色味で表現するのは
なかなか難しかったですが、黒っぽいスミ入れで雰囲気が出せた気がします

塗装にかかった時間は約60分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
基本的にアニメカラーに寄せて塗っていきました。

キングコブラについて

キングコブラは、インド出身の正義超人。
超人強度は30万パワー。汗のようにロウを滴らせて、超人オリンピックで戦ったキン肉マンを
苦戦させました。正義超人、、確かに、黄金のマスク編のキン肉コロシアムにも集まってきていましたね。

まとめ

でかキンケシで今回のキングコブラがラインナップされたのは第6弾、F型でした。
封入されていたブックレットです。
バッファローマンのサタンバージョンがあったり、タイルマンやオイルマン、バラクーダなどなかなか見ごたえのある弾ですね。

というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、キングコブラでした。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年2月24日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c