#717【でかキンケシを塗装】丸越製・第9弾 オクトパスドラゴンⅢ世(劇場版カラー)
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第9弾の、オクトパスドラゴン3世をペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・丸越製デカ消し、劇場版のキャラクターだけを集めた第9弾
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第9弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
9弾は後発の、やや流通量も少なめのシリーズ、そして珍しいラインナップ
全て、第1作の劇場版「奪われたチャンピオンベルト」に登場した敵方超人でした
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今回塗装のオクトパスドラゴンが大ボス、その他は手下の超人で構成されています
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まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが汚れと落書きは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました
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キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
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煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
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ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
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乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
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工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
前半の塗装で使用した塗料はこちら
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まず、肌のカラーとして緑
ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブを使いました
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラー
オクトパスドラゴンⅢ世は、宇宙地下プロレス連盟のキャラクターで、劇場版第1作のボス。
最終決戦では、猛虎星人と組み、キン肉マン&テリーマン組とタッグでのデスマッチに臨みました
今回は、劇場版本編のカラーリングで塗装しています
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/05/Snapshot_24-530x530.jpg)
続いてこちらもメインカラーに近い黒
ファレホのゲームカラー・ブラックです
ボディ、脚部、装飾品、角など各所に塗っています
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3色目は赤、装飾やパンツ、口にも使ったのはファレホのゲームカラー・ブラッディレッドです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
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青を使います
膝あてのパッド等に、シタデルカラーのBASE、ザ・ファングです
扱いやすい、隠ぺい力の強いカラー
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緑。頭部に濃い目のシタデルカラー・キャリバングリーンを上塗りです
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歯と、目にファレホのゲームカラー、デッドホワイトを塗りました
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黄色を上塗り。
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
黄色の塗料にしては隠ぺい力の強いカラー
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シタデルカラーのLAYER、ローザンブルーを使いました
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台座の上塗りです
シタデルカラーのテクニカル、特殊効果を表現できるカラーから、マーシアンアイアンクラストです
本来は溶岩を表現するカラー
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
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後半の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約70分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
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台座をつけて、塗装後です
今回は劇場版、本編で使われたカラーリングをイメージして色をチョイスしました
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彫りの深い造形で、塗装するとかなりの迫力あるデザインに仕上がりました
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フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第9弾
宇宙地下プロレス連盟のボス、オクトパスドラゴンⅢ世を劇場版カラーでペイントしました
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