昭和レトロのキン消し「デカ消し」キン骨マンを筆塗り塗装|水性アクリルで再現するアニメカラー #965

2025年7月17日

昭和のキン消し「デカ消し」キン骨マンを筆塗りで再現!

1980年代の懐かしい消しゴムフィギュア「キンケシ」。今回はその中でも人気の高い丸越製・9cmサイズの「デカ消し」第4弾D型のキン骨マンを筆塗りで塗装しました。
アニメ版の配色をベースに、水性アクリル塗料で丁寧に色分けしています。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!


同梱ブックレットと登場キャラ

このD型には、キン肉マン本体はもちろん、モンゴルマンジャンクマンニンジャイワオなど個性豊かなキャラクターが含まれています。
当時のパッケージには小冊子も同梱されており、コレクターにはたまらない内容です。


塗装前の状態と下処理工程

今回使用したキン骨マンは、大きな破損こそありませんでしたが、経年の汚れや落書きが目立つ状態。以下の工程で塗装準備を行いました。


使用カラーと筆塗り工程

全行程を筆塗りで仕上げました。基本の筆は面相筆、広い面は刷毛を使い、効率よく作業しています。

●ベースカラー

  • ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」
    薄く溶いた白系カラーで全体を塗装。後の色の発色を助ける役割です。

●黒

  • ファレホ ゲームカラー「ブラック」
    顔のスミ入れ、目、鼻、ボディや脚部を塗装。粘度が適度で使いやすい色。

●赤

  • ファレホ ゲームカラー「ブラッディレッド
    グローブやブーツ、ベルトなどを彩る鮮やかな赤。白下地のおかげで発色良好。

●黄色

●グレー

  • ファレホ モデルカラー「ライトグレー」
    髪と武器に使用。明るめながらカバー力がある万能色。

●白

  • ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」
    顔と胴体の骨を強調。目元の細かい塗り分けも丁寧に仕上げました。

使用塗料の特徴

  • シタデルカラー:隠ぺい力が強く、マットな質感が魅力。筆塗りでもムラになりにくい。
  • ファレホ:高品質な水性アクリル。ゲームカラーは鮮やかでモンスター・人物系向け。モデルカラーは定番の落ち着いた発色が特徴。

仕上げと完成レビュー

全体の塗装が完了した後、ソフト99のクリアスプレーで表面をコーティング。ツヤを抑えつつ塗膜を保護しています。
台座に取り付けて、前後のビューで見ても迫力ある仕上がりに!


塗装時間と感想

今回は下地処理から完成まで約60分。
キン骨マン特有の骨のディテール表現には毎回悩みますが、アニメカラーの配色に助けられ、満足いく仕上がりになりました。


まとめ

昭和レトロの魅力が詰まった丸越製デカ消し・キン骨マンを、筆塗りで蘇らせました。
塗料は水性アクリルのシタデルカラー&ファレホを併用。塗装初心者の方でも楽しめる工程ですので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月17日

Posted by Mさん模活時間の記録