#903 懐かしのキン肉マン消しゴム!デカ消し「ザ・ニンジャ」塗装記録

今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第4弾D型の、ザ・ニンジャをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました

この記事で伝えたい3つのPoint☆

✅ 1. 懐かしの「デカ消し」第4弾D型・ザ・ニンジャを丁寧に塗装
往年の丸越製キンケシを、水性アクリル塗料を使って現代の塗装技術で再現。ノスタルジーと手作業の魅力が詰まった内容です。

✅ 2. 下処理から仕上げまで、リアルな塗装工程を詳しく紹介
煮沸・ベンジン処理・下地づくり・色分け・トップコートまで、実際に使った塗料や筆も交えて、塗装の全プロセスを記録。

✅ 3. 使ったカラーと道具の紹介で、塗装初心者にも参考に
ファレホとシタデルの特性、色の選び方、筆の使い分けなど、これから塗装に挑戦する人にも役立つ情報が満載。

Vlogで塗装の様子を見る

Youtube動画

Coming soon

before~after

デカ消し第4弾D型、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の正規品で4弾ののパッケージにはこれが入っていました

この弾に含まれる超人は、今回塗装のザ・ニンジャの他にも、悪魔超人からもジャンクマン、正義超人も、キン肉マン、モンゴルマン、その他にもキン骨マンやイワオなど個性豊かです。

まずは塗装前の状態です。大きな傷、汚れ、損傷などはありません。
比較的良好な保管状態にあったキンケシであったと思います

塗装後のレビューを先に
ザニンジャのデカ消しはもう何体目かになりますが、色味を少し変えてペイントをしてみました

可塑剤を抜く塗装前の下処理

下処理から、ペイントの様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはベース塗装です
ファレホのゲームカラー・デッドホワイトを水で溶いて薄めながら塗りました

全体に塗りました

この方法が結果として効率が良いので、最近は消しゴム塗装では、この薄く白の下地を入れる、作業は、ほぼ全面に行うようにしています
刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます

今回のメインカラーとしたのは、紺色・藍色ですが、シタデルカラーのBASE、インキュビダークネスというカラーです
少し緑味を帯びた濃い青
隠ぺい力は強いカラーです

頭部、上半身、肩、腰部と塗装箇所はそこそこありました

ここで肌カラーを。ファレホのモデルカラーで、フラットフレッシュ
しっかりとした色味の、比較的濃いフレッシュカラーです

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

モデルカラーは、ファレホの筆塗りのスタンダード
多彩な色数で、基本となるシリーズです。様々なジャンルの模型に活用できます

目の書き入れ、およびボディスーツのライン各所に黒です
ファレホのゲームカラーで、ブラック
だんだん色分けができてきて雰囲気が良くなってきまhした

この黒も扱いやすい塗料です

頭部の装飾に銀色です。ファレホのゲームカラー・シルバー
下地の白も効いて、一発で色がの乗りました

首巻き。今回は紫に近いマゼンタカラー
ファレホ、ゲームカラーのウォーロードパープルです
独特の色味をしているカラーです

ゲームカラーは、ファンタジックな特別色で、人物・モンスター系フィギュアに適した鮮やかな色がメイン。粘度は低め、隠ぺい力・塗膜は強い特性を持っています

ここで紫
シタデルカラー・BASE、デモネットハイドを帷子に塗りました
薄めで暗い、グレーのかかった紫で、粘性高く隠ぺい力強い

色分けラスト2色。ここで金
シタデルカラー・BASE、レトリビューターアーマーです
胸の手裏剣の装飾に

最後は足元に、色味を変えて
シタデルカラー・BASE、ナイトロードブルーを使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら

かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第4弾D型
ザ・ニンジャを水性アクリル塗料を使ってペイントしました

■これまでのザニンジャの塗装(別個体・カラー)記事

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録