#784【デカ消し塗装しました】丸越製第1弾 悪魔将軍

今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第1弾A型の、悪魔将軍をペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました

この記事の3つのPoint☆

・丸越製・デカ消しの希少種、第1弾・悪魔将軍
・昭和レトロ、当時のキン消しって色塗りできるの?
・小さなキン消しより一回り大きなサイズのを持ってたのだけどあれって??

動画でチェック

塗装の様子をYoutube動画で

Coming soon

可塑剤を抜く塗装前の下処理

記念すべきデカ消し第1弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の正規品で1弾最初のパッケージにはこれが入っていました

この弾に含まれる超人は、今回塗装の悪魔将軍の他にも、バッファローマン、スニゲーター、ブラックホールと、悪魔超人軍も、1弾にしてそうそうたる顔ぶれのラインナップになっていました

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんがそこそこ汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

まずは下地塗装です
今回はメインカラーはライトグレーのため、色乗りがよくなるように、ほぼ全面に塗った形になりました
白、シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーです

水で溶いて、薄めた状態で塗りました
色の境目は面相筆で、広い面積は刷毛で一気に塗りました

黄色を上塗りします
ボディの一部と、マスクからなびく金髪に
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを使いました

目の縁取りにシタデルカラーのLAYER、エシングレイを使いました
極細筆で、丁寧に色を乗せました

ボディのマークに青。シタデルカラーのBASE、ザ・ファングです
少し明るい藍色、紺色
粘性の高い、扱いやすい塗料です

黒を目に入れました
ファレホのゲームカラー、ブラック

膝のパッド、アンクルカバー、腕部、そして目に
赤を塗りました
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです

鮮やかなレッドカラー
隠ぺい力は強く、今回も下地を塗らずに直接色を入れた箇所です

そして頭部、胴体、腰部、脚部、腕にメインカラーの明るいグレー
シタデルカラーのBASE、セレストラグレイを塗りました

下地に塗った白が効いて、うまく色が乗ってくれました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

台座の上塗りには、ファレホのゲームカラー、ラストフルパープルを使いました

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

ディテールを仕上げていきます
フェイスの装飾などに

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました

今回の塗装で使用した塗料はこちら

かかった時間は約70分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です

フロントビューからリアビューまで

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第1弾
悪魔将軍を水性アクリル塗料を使ってペイントしました

悪魔将軍は、天上界出身の超人、かつて完璧超人始祖として最初に認められた「パーフェクトファースト」の称号保持者、ゴールドマンが、自らの理想のもとに悪魔超人を育て、魔界に君臨した姿。
体の硬度を自由に変えることができ、最大硬度10を超える「ローンズデーライトパワー」も実現します

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c