【当時物のキン消しを塗装】デカ消し第2弾(B型)スネークマン|シタデル&ファレホ筆塗り記録#554
キン肉マンの丸越製デカ消し第2弾(B型)より、スネークマンを筆塗りリペイントしました。水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)を使い、フリーハンドで当時物の魅力を引き出した塗装工程を詳しく紹介します。
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当時物デカ消しスネークマンのリペイント記録
丸越製の9㎝サイズ「デカ消し」第2弾(B型)スネークマンを題材に、塗装前後の違いや作品の魅力を紹介。
水性アクリル塗料を使った筆塗り工程
シタデルカラーとファレホを使用し、フリーハンドで丁寧に彩色。初心者にも参考になる塗装方法を解説。
コレクション&制作記録としての価値
キン消しのリペイントを通じて、当時物フィギュアの楽しみ方や保存方法の一例を示した記事。
塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
昔はなにげなく、何も気にせず遊んでいた超人ですが、よく見るとヘビの造形や目や牙など細かなところまで、本当によく作り込まれています。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で塗装
そして塗装です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーのワープロック・ブロンズ。
濃いめの銅色です。
ブーツと、一部股関節のパンツの部分に塗りました。
赤です。メフィストンレッド。
大きく開いたヘビの口の上下で塗装面積としては小さいのですが、全体的にはこの色がアクセントになって、締まった感じになります。
ここで黄色を塗ります。アヴァーランド・サンセット。
肌の部分と、ヘビの中にある超人と、ヘビそのものの目に塗りました。
ヘビの色(表面の皮)です。アイアン・ウォーリアーズというちょっと濃いめの銀色を選びました。
ここまで、今回使用した塗料は全てシタデルカラーの「BASE」顔料が多く隠ぺい力が高いので下地なし、デカ消しの地の色にそのまま着色しています。
仕上げに入ります。
レイヤーカラーのオーリックアーマーゴールドを、ヘビの銀色の上にドライブラシ。
これで、薄い金が浮き出たような感じになって良い雰囲気になりました。
牙、そしてヘビの少し出張った角に白、コラックスホワイトを塗りました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
カラーリングの参考にしたのは学研の図鑑、超人ですが、全ての色味を合わすことはできなかったので、参考にしつつの色のチョイスはオリジナルになりました。
塗装にかかった時間は約50分でした。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
塗装の前とはずいぶん印象が変わりました。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
スネークマンについて
スネークマンは、コンゴ民主共和国出身、ニシキヘビがモチーフの正義超人。
超人強度は87万パワー。
巨大ヘビに飲まれかけた人型超人が一体化して生まれた、という設定だったんですね。
まとめ~あわせて読みたい記事
でかキンケシで第2弾に封入されていたブックレットです。
ラインナップを見ると、テリーマン・ジェロニモ、アシュラマンとサンシャイン、、なのでタッグトーナメント1回戦第4試合のメンツはこの弾で全員登場している、見ごたえのある弾ですね。
その中でこのスネークマン。なかなか渋いチョイスです。
というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、スネークマンでした。
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