【昭和キンケシ復活】でかキンケシ第2弾・ザ・ターボマンを筆塗りでよみがえらせる!#527

2023年3月8日

1980年代に発売された丸越製「でかキンケシ」シリーズ第2弾から、ザ・ターボマンを筆塗りで再生。
子どもの頃に遊んだ当時物を、水性アクリルのシタデルカラーで丁寧に塗装しました。
懐かしさと新しさが融合する、フリーハンド筆塗りリペイント記録です。

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塗装の様子を動画で

この記事の3つのPoint☆

① 当時物「でかキンケシ」を現代の塗料で再生

1980年代の丸越製「でかキンケシ」シリーズ第2弾(B型)に収録されたザ・ターボマンを、当時の質感を活かしつつ筆塗りでリペイント。古い塩ビ素材を丁寧に下処理して、塗装に適した状態へ整えています。

② シタデルカラーによるフリーハンド筆塗り表現

水性アクリル塗料「シタデルカラー」を使用し、金属感のあるアイアン・ウォリアーや赤のメフィストンレッドなどを駆使。ドライブラシで質感を強調し、昭和フィギュアに現代的な深みを与えています。

③ 昭和の造形とターボマンの個性に再注目

胸の“TURBO”文字など、緻密な造形に改めて驚かされる一体。
「ターボチャージャー機能」を持つ設定や、同弾に登場した超人たちとの並びも紹介し、シリーズ全体の魅力を再発見できる内容です。

塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。
昔はなにげなく、何も気にせず遊んでいた超人ですが、よく見るとTURBOの文字や細かなところまで、本当によく作り込まれています。

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装

そして塗装、です。

最初のカラーは白のコラックスホワイト。
今回はこの白を活かした、ブーツやグローブの色分けにしていきます。

次に主にボディスーツ・ヨロイの色、アイアン・ウォリアーという、鉄・鋼の
色です。シルバーよりも濃くて、銅のように赤みがっていない色。

続いて、メカニカス・スタンダードグレイ。
これがザ・ターボマンの肌の色になります。

少し薄めの「セレストラグレイ」でボディスーツの装飾物やパンツのバンドを塗りました。

ベースカラーとしては最後に赤、メフィストンレッドを塗りました。

最後に、白の部分の仕上げとして、プラゼティ・ホワイトをドライブラシ。
これで少しは質感が出たかなと思います。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

カラーリングの参考にしたのは学研の図鑑、超人です。

塗装にかかった時間は約40分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
塗装の前とはずいぶん印象が変わりました。

ザ・ターボマンについて

超人強度は60万パワー。超人パワーを体の中で加工して増幅させるという「ターボチャージャー」機能を
持っているんだそう。この設定は凄いですね。ロボ超人の一人でもあります。

動画でチェック!※塗装シーンのみ

塗装シーンのみの動画

まとめ~あわせて読みたい記事

でかキンケシで第2弾に封入されていたブックレットです。
ラインナップを見ると、アシュラマンとサンシャイン、、なのでタッグトーナメント1回戦第4試合のメンツは
この弾で全員登場している、見ごたえのある弾ですね。
その中でこのターボマン。なかなか渋いチョイスです。

というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、ザ・ターボマンでした。

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この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年3月8日

Posted by Mさん模活時間の記録