【キン消し塗装記録】デカ消し第1弾A型「ビッグ・ザ・武道」を水性アクリルで再現!#530
当時のキン肉マン消しゴム「デカ消し」を、令和の今あらためて塗装!今回は第1弾A型「ビッグ・ザ・武道」を題材に、フリーハンド筆塗りで水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)を駆使し、色分け表現に挑戦しました。懐かしさと新しい楽しみが詰まった模活記録です。
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当時物キン消しの魅力再発見
昭和当時に発売されたデカ消し第1弾A型「ビッグ・ザ・武道」を、現代の視点から塗装することで、懐かしさと新しい価値を楽しめる点。
フリーハンド筆塗りによる挑戦
水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)を使い、マスキングなしで手描きのように仕上げた塗装テクニックの紹介。
模活としての記録性
趣味としての「模活」の楽しみ方を、塗装工程や完成写真を通じて記録し、同じホビー愛好家への参考や共感を呼ぶ記事になっている点。

幻の造形、ビッグ・ザ・武道
まずは塗装前の状態です。



こちら、ストーリー上やアニメで活躍したタッグトーナメントのデザインではなく、漫画編、巻頭の扉絵、読者応募超人として紹介された時のものなんです。

デカ消しではのちに第8弾で、おなじみのボディのビッグザ武道が立体化されています。

塗装前の下処理
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装
そして塗装。です。

最初のカラーは白のコラックスホワイト。
今回は銀とオレンジ、それから背中に背負った竹刀の部分の下地として塗りました。
シルバーは隠ぺい力があるようで、毎回地味に色のりが悪くて泣かされてきたんで、最近はこうして下地を塗るようにしています。

次に剣道の胴着でいうところのアンダー、上下の着衣と、面の奥の部分に黒を塗りました。
アバドン・ブラックです。

続いて、胴着やグローブ、足、面の色として「インキュビ・ダークネス」を塗りました。
この色、しばらく使ってなかったのですが、最近のデカ消しで、悪魔騎士やブロッケンJr.など急に使う機会が多くなってきました。

ここからしばらく竹刀まわりです。
まずは茶色「モーンファング・ブラウン」。

続いてサヤにあたる部分に黄土色に近い「ホブグロット・ハイド」

そして持ち手のところには明るめの、ドルンイエローにしました。

続いて銅の部分に赤、メフィストンレッドを塗りました。
これが今回の色塗りではアクセントになります。

先ほど下地を塗った箇所に銀色を入れます。
アイアンハンズスティールというカラーです。

胴回り、それから中心の「武道」の文字をオレンジ、ワイルド・ライダー・レッドで塗りました。

最後、仕上げにシェイドカラーの「ナルン・オイル」です。
これでいい感じに質感が出せたと思います。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約70分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
超人というよりも、ジャパニーズ、武道!という感じで良い色塗りになりました。



このビッグザ武道、参考にしようにも学研の図鑑・超人でも見当たらずひとまず色味はアニメカラーの、ヘルミッショネルズの武道を参照してあとはアレンジして塗っていきました。。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
まとめ~あわせて読みたい記事
この武道を入手した時に入っていたブックレットです。
ラインナップ確認できるとともに、ワールドゲームっていうすごろくになってるシートでした。




というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、読者応募バージョンのビッグザ武道でした。












