#517【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第1弾(A型)スクリューキッド
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第1弾、A型のスクリューキッドを塗装しました。
・昔のキンケシで、丸越製の「デカ消し」って知ってますか?
・昭和レトロのスクリューキッドのキン消しをペイント
・水性アクリル塗料でゴム消しフィギュアを塗装
塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
ここから、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
そして塗装。です。
そしてこのスクリューキッド、経年の保管状態と個体差もあって、かなりゴムが曲がってクセが付いていました。
これは熱を加える、工程では一番最初の「煮沸」である程度回復させることができるんです。
筆塗り塗装
そして塗装です。
最初のカラーは白の「コラックスホワイト」。
ネジの色の下地です。
続いて、ボディのベースとして「モルガストボーン」。
これを下地として塗って、ドライブラシで色を足していきます。
ネジのくぼみのところ、今回は「グリフチャージャー・グレイ」という、シタデルカラーのコントラストの塗料を使いました。
白の下地を作っておいたネジは、レイヤーカラーの「ブルーホラー」をドライブラシで仕上げてみました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
実はこのデカケシのスクリューキッド、塗るのは2体目でして。
前はこんなカラーで、2色で塗りきったことがあったので、ネジの筋に色を入れたり別の塗装をしてみたくて、今回の塗料のチョイスになりました。
塗装にかかった時間は約70分でした。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
ちょっとついていたゴムのクセが直りきらず、なんか窮屈な格好になっていますが、ご愛敬で。
スクリューキッドについて
スクリューキッドは、アメリカ合衆国ネバダ出身の完璧超人。
超人強度は1300万パワー。ケンダマンとの「乱入コンビ」として、夢の超人タッグ編で登場しました。
ツープラトン、地獄のネジ回し、でモストデンジャラスコンビを倒しました。
まとめ
こちらはでかキンケシの当時物、スクリューキッドやケンダマンを含む第1弾に入っていたブックレットです。。
ただこれ先のシリーズの一覧まで網羅されてるので、もしかすると第1弾の再販?かなにかの時のものかもしれません。
というわけで、今回はでかキンケシ第1弾から、スクリューキッドでした。
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