#475【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第1弾(A型)スニゲーター
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第1弾A型の、スニゲーターをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・丸越製・デカ消しの希少種、第1弾・スニゲーター
・昭和レトロ、当時のキン消しって色塗りできるの?
・小さなキン消しより一回り大きなサイズのを持ってたのだけどあれって??
動画でチェック
塗装の様子をYoutube動画で
Coming soon
可塑剤を抜く塗装前の下処理
記念すべきデカ消し第1弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の正規品で1弾最初のパッケージにはこれが入っていました
実はこのスニゲーター、ブックレットにあるラインナップからは漏れています、、
後年に発売されたリストでは1弾に記載されていたので、間違いなくこの弾での発売だったんです。当時物あるあるで、ちょっとかわいそうな扱いでした
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんがそこそこ汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
まずは下地塗装です
今回はメインカラーは隠ぺい力に不安のある緑のため、色乗りがよくなるように、ほぼ全面に塗った形になりました
白、シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーです
水で溶いて、薄めた状態で塗りました
色の境目は面相筆で、広い面積は刷毛で一気に塗りました
台座にするプレートの下地としても塗っています
本格的な彩色のはじめは、ファレホのゲームカラー、エスコルピナグリーンです。
鮮やかな黄緑
ボディの中心部と、耳の部分に塗り入れています
さっそく下地の白が効いて、うまく色が乗りました
赤です。
スニーカー部分と、口元に。ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
鮮やかな、隠ぺい力の強いレッドカラー
細かな塗装部は、極細筆で丁寧に塗りました
目です。ファレホのゲームカラー、スクイッドピンクを使いました
まわりの緑はこれから塗るので多少のはみ出しは気にせずに
そして、メインカラーの緑は、ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブを使いました
先に広い面積を刷毛で塗って、そのあとディテール、色の境目を面相筆で塗っていきました
ここで台座プレートを上塗りです
ファレホのゲームカラー、ラストフルパープルです
明るい、淡い紫のカラーです
白を上塗りします。ファレホのゲームカラー、デッドホワイト
純白カラー。そこそこの隠ぺい力を持っている塗料です
シューズ、靴紐の部分、歯、爪などに
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
色分けの最後は、腕部に巻かれた包帯に
白でも少し色味を変えた、シタデルカラーのBASE、コラックスホワイトです
少しグレーがかった白カラー
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
ディテールを仕上げていきます
フェイスの装飾などに
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました
今回の塗装で使用した塗料はこちら
かかった時間は約70分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第1弾
悪魔騎士・スニゲーターを水性アクリル塗料を使ってペイントしました
スニゲーターは、悪魔六騎士の一人
ナイルワイと、スニーカーをモチーフにした爬虫類超人です。超人強度は400万パワー
コンゴ共和国出身。
ワニ地獄をつかさどる超人で、胸の靴紐をほどいて脱皮することであらゆる爬虫類、コモドドラゴン、ワニガメ、カメレオン、ヘビ、エリマキトカゲ、リクガメに変身します