#901 🎨**【キンケシ復活】懐かしのデカ消し「ブラックホール」を現代の技で筆塗りリペイント!🖌️

2025年4月11日

今日の模活は、キン肉マン懐かしいキン消しに色付動画シリーズ
昭和のキンケシを令和のいま、塗装しています
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第1弾A型の、ブラックホールをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました

この記事で伝えたい3つのPoint☆

昭和の「デカ消し」キンケシを令和流に再生
 丸越製の第1弾キンケシ「ブラックホール」を、水性アクリル塗料で丁寧にリペイント。ノスタルジーと現代の技術が融合。

筆塗り×模型用塗料の本格塗装工程を紹介
 煮沸からベンジン処理、下地処理、各色の塗装工程まで、初心者でもわかりやすい手順で解説。ファレホとシタデルを使用したプロ仕様の塗装も見どころ。

懐かしの超人たちと当時の資料紹介も充実
 当時のパッケージやブックレット、登場超人の紹介を通じて、単なる塗装記録を超えた資料的価値のある内容に。

Vlogで塗装の様子を見る

Youtube動画

Coming soon

before~after

記念すべきデカ消し第1弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の正規品で1弾最初のパッケージにはこれが入っていました

この弾に含まれる超人は、今回塗装のブラックホールの他にも、悪魔超人からもバッファローマン、悪魔将軍、スニゲーターと有名どころが何体もありました。
正義超人も、キン肉マン・ロビンマスク・ラーメンマンと豪華です。

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんがそこそこ汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました

塗装後のレビューを先に
今回は、デカ消しがセット販売された「マッスルファイター」と名打たれたパッケージに記載のブラックホール、内側青カラーで彩色をしてみました

可塑剤を抜く塗装前の下処理

下処理から、ペイントの様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはベース塗装です
ファレホのゲームカラー・デッドホワイトを水で溶いて薄めながら塗りました

全体に塗りました

この方法が結果として効率が良いので、最近は消しゴム塗装では、この薄く白の下地を入れる、作業は、ほぼ全面に行うようにしています
刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます

2色目に、なんといってもブラックホールのメインカラー、黒。
ファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
頭部、胴体、脚部、腕部
この造形のブラックホールではマントの面積が大きく、意外とこの黒の塗装面積は大きくはありません。

面相筆と、刷毛を使ってさっと塗りました

青を塗ります。マントの内側。
シタデルカラーのBASE、カレドールスカイです
明るい青カラー
マッスルファイターのパッケージ掲載のブラックホールのマントです
マンとは塗り残しがあったので最後に再度この青を使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

そして赤。
ファレホのゲームカラーで、ブラッディレッド
鮮やかな赤カラー
頭部、胸のBHのマーク、パンツ、グローブ、ブーツ、そして主に背面のマントに

ファレホのゲームカラー・デッドホワイトを再び
ベルト、バックル部分、今回は頭部の装飾はこの白で上塗りしました

最後は黒、青を補修的に使って、ここまでのカラーのはみ出し部分を修正です

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら

かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第1弾
ブラックホールを水性アクリル塗料を使ってペイントしました

■これまでのブラックホールの塗装(別個体・カラー)記事

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年4月11日

Posted by Mさん模活時間の記録