#569【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第10弾(J型)ザ・ホークマン

2023年4月28日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第10弾、J型のザ・ホークマンを塗装しました。

Point☆

・昭和レトロ、キン肉マン消しゴム、丸越製「デカ消し」って知ってますか?
・デカ消しでは希少な王位争奪編のキャラの造形
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法

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塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

こちらのデカ消しは未開封品だったので特段の汚れはなく、保管状態も良好でした。
第10弾は流通量も少なく、今となってはレアな部類のキンケシです。

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

水性塗料で色塗り

そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

最初のカラーはベースカラーの黄色、アヴァーランド・サンセットです。
頭に乗った鷹・ヘルバードの口、目、脚、ホークマンのベルトの部分に塗りました。

2色目は赤、メフィストンレッドです。
リストバンド、パンツ、ブーツ。結果的にはこの赤がアクセントとなって、全体的に締まった印象になりました。

3色目に、肌の下地色としてレイスボーンを塗りました。
今回のホークマンのボディの着色は今までしたことのないカラーリングになりました。
まずは肌の色によく使うこの下地を塗っています。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

カラーリングの参考にしたのは学研の図鑑、超人と、アニメ版キン肉マンです

塗装にかかった時間は約60分でした。

次は、鷹、ヘルバードのメインカラーとして茶色、ソンディア・ブラウンを塗りました。

ここで下地を塗っておいた肌にメインカラー、レイヤー塗料の「ナイト・クエスター フレッシュ」。
赤みがかった薄い茶色、という感じでしょうか。

今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた極細筆を使って塗装していきました。

ここで黒・アバドンブラックを使って、目と、ヘルバードの爪に黒色を入れました。

仕上げにかかります。
シェイドカラーの「ナルンオイル」で、色の境や溝になっている部分にスミ入れ的に流し入れました。

最後はDIOのドライブラシ専用塗料、薄いフレッシュのカラーを肌全体にドライブラシしました。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
塗装前とは感じが一新。特徴的な仕上がりになりました。

動画でチェック!※塗装シーンのみ

塗装シーンのみの動画を

ザ・ホークマンについて

ザ・ホークマンは、フランス出身の超人で超人強度は5100万パワー。
鷹の能力を備える超人で、必殺技は、スパイラル・ブレット。背から出し入れ自由の左右の翼をまとい、きりもみしながら敵を貫く、攻防一体の技です。

まとめ~あわせて読みたい記事

でかキンケシで第10弾に封入されていたブックレットです。
この弾は、スーパーフェニックスやミスターVTRと並んで、当時でもあまり馴染みのなかった読者応募超人もいくつかラインナップされていますね。

というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、ザ・ホークマンでした。

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この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年4月28日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c