ドラ消し「少年時代トランクス超サイヤ人」を筆塗りリペイント!ファレホで細かな色分けに挑戦#1251
今回は、ドラゴンボールZ・当時物ドラ消しパート28の「少年時代トランクス・超サイヤ人」を、水性アクリル塗料でフリーハンド筆塗りリペイントしました。小さな造形に合わせた下処理から、ファレホを使った細かな色分けまで、塗装工程を紹介します。
ドラ消し「少年時代トランクス超サイヤ人」をリペイント
今回は消しゴムフィギュア塗装です。題材は、ドラゴンボールZ・当時物ドラ消しパート28の「少年時代トランクス・超サイヤ人」。水性アクリル塗料を使い、フリーハンドの筆塗りで色分けしていきます。
魔人ブウ編で登場した少年時代のトランクスで、逆立ったスーパーサイヤ人の頭髪と、左手を握った戦闘モードのポージングが特徴的なドラ消しです。
当時物ドラ消しパート28のブックレット
まずは、ドラゴンボールZドラ消し・パート28に付属していたブックレットを確認します。
裏面は一色刷りで、パート28に収録された全14種類のラインナップが掲載されています。表面にはヘッダーと、色分け済みのドラ消しを使用したキャラクター紹介が掲載されていました。
1995年発売のパート28は魔人ブウ編のキャラクターを中心としたラインナップで、アルティメット孫悟飯、孫悟空、グレートサイヤマンなど、バラエティ豊かなキャラクターが揃っています。
塗装前の少年時代トランクス
今回のトランクスは緑色の成型色でした。保管状態は良好で、大きな傷や汚れもほとんどありません。
少年期のキャラクターということもあり、ドラ消しの中では比較的小さめの造形です。そのため、細かな部分まで塗り分けるには少し手間がかかりそうです。
塗装前にフロントビューとリアビューを確認し、全体の造形や色分け箇所をチェックしておきます。
ドラ消し塗装前の下処理
消しゴムフィギュアを塗装する場合、私はまず下処理を行います。
最初に煮沸して熱を加え、表面の埃や油分を落としながら、フィギュアが自立しやすいように形を整えます。
その後、ベンジン漬けを行い、可塑剤などを抜き出します。最後にMr.スーパークリア つや消しを表面に薄く吹き、塗料が乗りやすいマットな下地を作ります。
ファレホを使って本格的に筆塗り
下地にはパンツァーエースの肌色系ハイライトカラーを使用しました。水で薄め、平筆で薄く塗っていきます。
これは本塗装のためのベースなので、厚塗りする必要はありません。3~4cm程度のドラ消しなら、下地塗装は2~3分ほどで完了します。
続いて本格的な色分けです。
目と歯にはファレホ モデルカラー ホワイトグレーを使用。少しグレーが入った白で、隠ぺい力も高く、小さなフィギュアの細部にも使いやすいカラーです。
口にはゲームカラー スカーレットレッド、肌にはモデルカラー ベーシックスキントーンを使いました。
ベーシックスキントーンは明るくニュートラルな肌色で、赤みや黄みが強すぎないため、人物フィギュアの肌色として非常に使いやすいカラーです。
肌は一度で塗りつぶすのではなく、水で少し薄めて、3回程度に分けて重ね塗りしています。牛乳くらいの濃度を目安にすると、筆ムラを抑えながらきれいに仕上げやすくなります。
衣装や髪の毛を細かく塗り分ける
シューズにはモデルカラー チョコレートブラウンとゲームカラー カーキを使用しました。ブラックほど強い印象にならないため、暗部のカラーとしても扱いやすい色です。
リストバンドと帯にはゲームカラー オレンジファイアを使用。濃いめのオレンジなので、ドラゴンボール系フィギュアの道着などにも使いやすいカラーです。
スーパーサイヤ人の眉と頭髪にはモデルカラー ディープイエローを使用しました。濃く温かみのある黄色で、髪の毛のベースカラーとして使いやすい色です。
そして胴着には、青みの強い青緑色のゲームカラー ジェイドグリーンを選びました。今回のトランクスの衣装にもよく馴染むカラーです。
極細マーカーで細部を仕上げる
最後に、塗り分けの甘い部分やはみ出しを各カラーで補正し、細部を書き入れていきます。
スミ入れやフェイス周辺には、マービーフォードローイングの0.02mmダークブラウンを使用しました。
目や顔周り、ボディのシャドウなど、筆だけでは難しい極細部分を描き込むことで、全体の情報量が一気に増していきます。
塗装にはファレホとウォーハンマーカラーを使用し、基本的には模型塗装用の面相筆でフリーハンド塗装しています。
今回の塗装時間は約50分でした。
ボデーペンクリアで仕上げ
塗装後は、仕上げとしてボデーペンクリアを薄く吹き付けました。
本来は車用のトップコートですが、消しゴムフィギュアの仕上げにも相性が良く、塗膜を整えながら全体をきれいにまとめることができます。
完成した少年時代トランクスをレビュー
完成後に改めて見ると、パート28のドラ消しは全体的に少し小さめのサイズ感です。
その中でも少年時代トランクスは、キャラクター設定に合わせた小柄な造形になっており、細かな色分けも多いため、思った以上にペイントに手間がかかりました。
一方で、小さなフィギュアだからこそ、丁寧に色を入れていくことで完成後の変化を大きく感じられます。
今回は、ドラゴンボールZ・当時物ドラ消しパート28の少年時代トランクス・超サイヤ人を、水性アクリル塗料でフリーハンド筆塗りリペイントしました。