SDガンダムちーびー戦士 聖竜騎士ゼロガンダムJr.製作記【素組み&筆塗り塗装】#1016

2025年9月28日

1994年発売の「SDガンダムちーびー戦士 聖竜騎士ゼロガンダムJr.」を製作。素組みから丁寧な筆塗り塗装まで、使用カラーや塗装工程を詳しく解説します。

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はじめに

今回は、SDガンダムちーびー戦士シリーズから「No.11 聖竜騎士ゼロガンダムJr.」を製作します。1994年発売、当時定価300円の低価格ながらもギミック満載のキットです。本記事では、素組みから塗装までの流れを詳しくご紹介します。


キットの開封と内容

  • パーツは1袋封入、シンプルな構成
  • 白と黄色ラメ入りの2色成形
  • 説明書には「コミックワールド」も付属

主な仕様

  • ランナーロックによるハメ込み構造
  • ライトタイプから武装形態への組み換え
  • フェニックスボーガンはスタンドにもなる
  • ちーびーフレームを使用し可動性を確保

素組み工程

  1. パーツカット
     薄刃ニッパーでゲート処理。
  2. 接着
     Mr.セメント(流し込みタイプ)を使用し、しっかり固定。
  3. 組立の特徴
  • 頭部、脚部、腕部を順に組み立て
  • 肩アーマーは左右非対称デザイン
  • ボディ内部にはちーびーフレームを組み込み可動を実現
  1. フェニックスボーガン
     スタンド兼用で、飛行能力を持つ設定。

武装形態の組立

  • 右肩アーマー「ライトティアース」には必殺武器サンダーソード
  • 左肩アーマーには「ゼロウィング」を装備、盾としても活躍
  • フロントビューからリアビューまで迫力ある仕上がり

下地処理

素組み後、塗装準備としてMr.スーパークリアつや消しを吹き、マットな下地を形成。以降の筆塗りを効率的に進められるようにしました。


塗装その1(ライトタイプ)

  1. 下地塗装
     ファレホ・ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」を使用。
  2. スミ入れ
     シタデルカラー「ブラックテンプラー」を極細筆で塗布。
  3. 各部の色分け
  • グレー:ニュートラルグレー(ファレホ)
  • 金色:レトリビューターアーマー(シタデル)
  • 赤:ブラッディレッド(ファレホ)
  • 水色:サンライズブルー(ファレホ)
  • 白:ホワイトグレー(ファレホ モデルカラー)

使用塗料はすべて水性アクリル。筆は面相筆と刷毛を使い分け、効率的に色を重ねました。
→ 塗装時間:約60分


塗装その2(武装パーツ)

  1. 下地塗装
     同様にエルフィックフレッシュで処理。
  2. 色分け塗装
  • 金色:全パーツをレトリビューターアーマーで全塗装
  • グレー:ニュートラルグレー(ファレホ)
  • 赤:ブラッディレッド(ファレホ)
  • 水色:サンライズブルー(ファレホ)
  • 白:ホワイトグレー(ファレホ モデルカラー)

→ 塗装時間:約70分


完成

  • 各パーツに水性トップコート(つや消し)を吹き乾燥
  • ライトタイプに武装を追加して聖竜騎士ゼロガンダムJr.完成
  • サンダーソードとゼロウィング装備で迫力あるシルエットに

使用塗料まとめ

  • シタデルカラー:レトリビューターアーマー、ブラックテンプラー
  • ファレホ(ゲームカラー):エルフィックフレッシュ、ニュートラルグレー、ブラッディレッド、サンライズブルー
  • ファレホ(モデルカラー):ホワイトグレー

まとめ

SDガンダムちーびー戦士「聖竜騎士ゼロガンダムJr.」は、300円(当時定価)とは思えないほど充実した内容のキットです。筆塗りによる鮮やかな色分けで、ライトタイプから武装形態まで楽しめる作品となりました。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年9月28日

Posted by Mさん模活時間の記録