#751 ビックリマンのゴム消し【悪魔軍進攻編】うらし魔人

2024年8月25日

今回は、魔之壱、悪魔軍進攻編から、うらし魔人です
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事の3つのPoint☆

・1987年に発売されたビックリマンのゴム消しフィギュア「悪魔軍進攻編」
・ビックリマンチョコ第3弾、うらし魔人
・1980年代のゴム消しフィギュアを水性アクリル塗料でペイント

塗装の様子をYoutube動画で

塗装動画

可塑剤を抜く塗装前の下処理

このうらし魔人のゴム消しは1987年にセット販売されたものの一つ、こちらのシールは、復刻版の比較的新しいものです

天魔界のキャラクターを集めた今回のセットは1987年に発売されたもので、今回のうらし魔人をはじめ、スーパーデビル、他の悪魔シールで登場したキャラクターもたくさんラインナップされていました

ペイントするうらし魔人の塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れはあるものの、キズなどはない良好な保管状態のゴム消しでした。彫りの深い、とても凝った造形でした

いつも通りの下処理から作業を進めました

ゴム消しフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはファレホのモデルカラー、フラットフレッシュで主にフェイスと手を塗りました
肌カラーとしては一般的によく使っている塗料
彫りが深くてガイドになっていたため塗りやすかったです

続いてファレホのゲームカラー、レザーブラウン
左手に持った竿に使いました

髪の毛は、シタデルカラーのLAYER、カラクストーンを使いました
玉手箱後の浦島太郎がモチーフのキャラの、髪ですね

似たような色味のカラーが続きます
台、ファレホのゲームカラーでカーキです
このカラーには後ほど柄を上塗りで入れます

お召し物、着物はオレンジ
シタデルカラーのBASE、ジョケイロオレンジです
隠ぺい力には課題のあるオレンジですが、このカラーは優秀です

ここで黄色。
こちらも粘性高く隠ぺい力の強い、シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを使いました

うまい話と書かれた札、先ほどカーキを塗った土台の花柄などに使いました

白です 歯と、目と、口ひげなどに
ファレホのゲームカラーで、デッドホワイトです
台の一部と、台座にするプレートの下地としても使いました

ここで黒。ファレホのゲームカラー・ブラックです。
竿の糸や、目など細かな個所に

口の中、着物の帯、髪を束ねるゴム?紐などに茶色、シタデルカラーのBASE、モーンファングブラウンです

色分けの最後は、着物の柄。
シタデルカラーのBASE、キャステラングリーンを使いました

そして、台座の上塗り
悪魔軍は赤にしています
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
下地の白が効いて、一発でしっかり塗れました

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約70分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

今回のうらし魔人は、ヒソヒソうわさの火をつける悪魔。けむに巻かれて誘い込まれると、つげぐちが溜まって、耳どし魔になる、とされていました。

ビックリマンチョコ第3弾No.31、悪魔シールで登場しました

ちなみに第3弾No.31の天使は、竜宮女天。
お守りは「助ケタカメ」でした

ということで今回は、当時物、ビックリマンのゴム消し、魔之壱、天魔界のキャラクターでうらし魔人、水性アクリル塗料でペイントしました

◆ビックリマンのTOPIXの記事

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年8月25日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c