#425 超初心者向け。BB戦士制作ハウツー。組み立て・塗装に必要な道具など②
「朝4時起きから始める模活 m3c」ブログです。
前回の記事では、BB戦士キットの開封~素組み~つや消しトップコートまででしたが、今回は筆塗り部分塗装編。
・模活、ビギナー向けのプラモデル塗装の資材・道具?
・水性アクリル塗料などペイント道具をご紹介
・ガンプラを短時間で水性塗料できれいに塗りたい
ガンダムマーカーだけでやろうとしたことや、ラッカー系・アクリル系の塗料などいろいろ試してはみたんですが、今は今回ご紹介する水性塗料の「シタデルカラー」1本で落ち着きましたね。
スミ入れペンも出てきます。
BB戦士シリーズNo.76 雷頑駄無をモデルに
この記事のモデルにしているのは、先日作ったシリーズNo.76 雷頑駄無です。
何色の塗料、どのマーカーを使うかを決める
僕の場合は集中力がもつのがだいたい1時間くらいなので、塗り始めてからあーだこーだ考えるのではなく、キットの部位ごとに使用するカラーをあらかじめ決めて、手元に塗料やマーカーを置いて塗り始めています。
今回使用した塗料がこちら。
・水性塗料であるシタデルカラー(CITADEL COLOUR)
・銀色に使ったMr.COLOR(ラッカー系です)
・ガンダムマーカーのスミ入れペン2種
シタデルカラー | BASE | RETRIBUTOR ARMOUR |
シタデルカラー | BASE | ABADDON BLACK |
シタデルカラー | LAYER | EVIL SUNZ SCARLET |
シタデルカラー | BASE | MACRAGGE BLUE |
シタデルカラー | BASE | CORAX WHITE |
ガンダムマーカー | スミいれ用 | ブラック |
ガンダムマーカー | 流し込みスミいれペン | グレー |
Mr.COLOR | GNZ-C8 | METALLIC SILVER |
3種類の塗装材はこのあと触れるとして、欠かせないのが筆ですが、さすがに塗装をたくさんする状況下では消耗品なので、コスパ重視でこんなのを使いながらやっています。
シタデルカラー(CITADEL COLOUR)
まずメインで使っているシタデルカラーですが、イギリスのゲーム制作会社の「ゲームズワークショップ」が販売しているホビー用塗料です。
「ウォーハンマー」というミニチュアゲーム用の、ミニチュアを美しく・簡単に塗るための塗料でした。
マットな質感の水性塗料で、色は300以上の種類があります。
特にこのガンプラ系で用いているのは、
・BASE(シタデル・ベース)
・LAYER(シタデル・レイヤー)
の2種類です。
BASE(シタデル・ベース)
隠ぺい力に優れた、下地塗りに向くベースカラー。
LAYER(シタデル・レイヤー)
重ね塗りに適していて、下地を活かしながら塗るハイライト用塗料。
Mr.COLOR
溶剤系アクリル樹脂塗料で、発売から40年を超える模型用塗料の代表格。
水性塗料よりも発色が良くて、乾燥が速い。
特にメタリックと青系が発色が良いんです。
ということで、メタリックのシルバーだけはシタデルカラーではなくてこちらの、Mr.COLORを愛用しています。
ガンダムマーカー
いろいろ試していって今、ガンダムマーカーで使用しているのは次の2本です。
ガンダムマーカー極細ペン
極細ペン
この中でも主に、濃い色のパーツに塗っても発色しやすい「黒」を主に使っています。
こちらは「油性インク」なんですね。
ガンダムマーカー流し込みスミ入れペン
こちらは書き込みをするわけではなく、ペンの先を溝に当てることでインクが溝に流れ込んでいく。
「毛細血管現象」というのを利用して塗るペンなんですね。
ちなみに塗装後のスミ入れには不向きなので、素組みの次の段階でプラスチックにそのまま入れていきます。
そしてこちらははみ出した部分のふき取りが必要なので、ガンダムマーカーの消しペンを使っていた頃もあったのですが細部に入りきらなかったりということもあるので、最近はこちらを、綿棒と一緒に使って細かな消しをしています。
雷頑駄無の塗装の様子
塗装の様子をハイライトで
仕上げにつや消しトップコート
そして、塗装した分に、再度のトップコートをしています。
素組みのあとに使ったのと同じもの。
ということで、完成ですね。
まとめ
今回の記事ではここまで。
・塗る箇所、色をあらかじめ想定しておく
・シタデルカラー、Mr.COLOR、ガンダムマーカーを駆使
・仕上げに再度の「つや消しトップコート」
今回の雷頑駄無で、素組み45分、塗装1時間45分くらいの、約2時間の工程でした。
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