【SDガンダムBB戦士No.70】ガンセイヴァーゼータを水性アクリル塗料でリペイント！#912
今回は、SDガンプラ「SDガンダムBB戦士No.70 ガンセイヴァーゼータ」のリペイントを行いました。
1990年12月に発売されたこのキットは、かつて遊んでいたもので、今回は水性アクリル塗料を使用して、当時シールで色分けしていた部分を中心に再塗装しています。
目次
■ 塗装準備と下地処理
まず、キットは素組みの状態から、塗装の定着を良くするためにMr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付けて下地を作成しました。
■ 使用した塗料と塗装方法
塗装には以下の水性アクリル塗料を使用しました：
- ファレホ（Vallejo） ゲームカラー
- シタデルカラー（Citadel Colour）
すべて筆塗りで仕上げています。
細部や境目は面相筆や極細筆、広い面積には模型用の筆を使用しました。
■ カラーごとの塗装工程
● デッドホワイト（ファレホ）
- 隠ぺい力の高い純白の下地塗料。
- 頭部・胴体・腕・脚・アーマーなど、各パーツに薄く重ね塗り。
- 白地にすることで、後のカラーの発色がより美しくなります。
● サンライズブルー（ファレホ）
- 本格的な色分けの1色目は水色。
- 軽やかな発色で、頭部・腕部を中心に塗装。
● アヴァーランドサンセット（シタデル）
- 隠ぺい力の高い黄色のベース塗料。
- 白下地と相性が良く、腕や腰のパーツにしっかり発色。
● ブラッディレッド（ファレホ）
- 鮮やかな赤色。
- 頭部・腕部・脚部など、広めの面積に塗装。
● エシングレイ（シタデル）
- 落ち着いたグレーで、頭部や細部パーツに使用。
- 極細筆で丁寧に塗り分け。
● シルバー（ファレホ）
- 一部の頭部装飾に使用。
● デッドホワイトの再使用
- 最後にもう一度デッドホワイトで、追加の白色部（腰部など）を塗装し直し。
■ 成形色の質感向上
ブルーの成形色を活かしたパーツには、シタデルカラー・テクニカル「ストームシールド」を上塗り。
特殊効果でマットな質感を加え、プラスチック感を軽減し高級感を演出しました。
■ 仕上げと組み立て
塗装後は、**水性トップコート（つや消し）**を全体に吹き付け、しっかりと乾燥させてからパーツを組み立てました。
組み上げたのは、Gアームズ空戦部隊のリーダー「ガンセイヴァーZ」と、その武装形態であるバルカンセイヴァーです。
■ キットの特徴と変形ギミック
「ガンセイヴァーZ」は、『Zガンダム』が改造されてパワーアップした姿で、
このキットでは以下の3形態に変形可能です：
- モビルスーツ形態
- ジェットモード
- マッハセイヴァーモード
付属武装は、可変式バルカンライフルとシールド。
BB戦士ならではの二〜三頭身にデフォルメされた造形と、BB弾発射ギミックも特徴です。
■ 最後に
今回は、懐かしのSDガンプラ「ガンセイヴァーゼータ」を、
水性アクリル塗料と筆塗りによるリペイントで丁寧に仕上げました。
今後も、懐かしいBB戦士シリーズのキットを再塗装して紹介していきます！
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