SDガンダムBB戦士No.42 殺駆三兄弟をリペイント!水性アクリル塗料で仕上げる三兄弟の魅力 #929
今回は、懐かしのプラモデル「SDガンダムBB戦士No.42 殺駆三兄弟」を水性アクリル塗料でリペイントしました。かつて遊んでいたキットを、シール仕上げだった部分を中心に丁寧に塗装し直し、よりリアルで重厚感のある仕上がりに。使用塗料はシタデルカラーとファレホ。筆塗りで各部を塗り分け、細部まで丁寧に仕上げました。


制作Vlogはこちらからご覧いただけます!
今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!
◆古殺駆
◆今殺駆
◆新殺駆
塗装準備:下地処理からスタート
各キットは素組みの状態からスタートし、「Mr.スーパークリア つや消し」を吹き付けて塗装の下地を整えました。このひと手間で塗料の乗りが良くなり、発色や質感もアップします。

長男・古殺駆(コザク)を塗装!
使用塗料とツール
- シタデルカラー:レイスボーン(BASE)
白味がかったフレッシュトーンで、下地として各部に使用。骨や牙などにも適した定番カラーです。 - ファレホ:ブラック(Game Color)
胴体、頭部、武器(刀・鞘)などに使用。高い粘性で筆塗りでも扱いやすい。 - シタデルカラー:カレドールスカイ(BASE)
明るい青。装飾パーツなどに使用。 - ファレホ:ブラッディレッド(Game Color)
赤い装飾やアクセントに。 - シタデルカラー:モーンファングブラウン(BASE)
明るめの茶色。武器や一部の装甲に使用。 - ファレホ:シルバー(Game Color)
頭部、脚部、武装パーツなどに使用。細部は極細筆で丁寧に塗装。 - ファレホ:ミディアムオリーブ(Model Color)
胴体武装のアクセントに使用。 - シタデルカラー:レトリビューターアーマー(BASE)
ゴールド。戦国伝キットに多用される高粘度な金塗料。 - 仕上げ:ストームシールド(シタデル・テクニカル)
成形色を活かすパーツにトップコート。マットな質感を付加。 - トップコート:水性つや消しスプレー
全体に吹き付けて質感を統一し、塗膜を保護。

塗装時間は約60分。パーツごとに丁寧に色分けし、組み立てて完成です。



次男・今殺駆(コンザク)のリペイント
塗装の基本工程は古殺駆と同様。以下のポイントが特徴です。
- ゴールド(レトリビューターアーマー)を多用し、豪華な印象に。
- バックパックをミディアムオリーブで着色し、個性を演出。
- 武器(マシンガン)は**エシングレイ(LAYER)**でグレーカラーに。
- 赤のアクセントにはブラッディレッドを使用。
- 最終仕上げには「ストームシールド」と「水性つや消しトップコート」で質感を整えました。

塗装後の今殺駆は、より引き締まった印象に仕上がりました。



三男・新殺駆(シンザク)を短時間でリペイント
新殺駆は比較的パーツ数が少なく、塗装時間は約30分。以下のカラーを使用しました:
- レイスボーン(BASE):頭部・左腕などに下地塗装。
- ファレホ:シルバー・ブラック(Game Color):武装や各部に。
- シタデル:セレストラグレイ・コラックスホワイト(BASE):明るめのグレー~白系カラーで重ね塗り。
- 成形色を活かすパーツには「ストームシールド」でマットな仕上げ。
仕上げのトップコート後、パーツを組み立てて完成です。



殺駆三兄弟とは?
「殺駆三兄弟」はSDガンダム外伝・闇軍団の個性派トリオで、重火器から名刀まで多彩な武装を使いこなす実力者たち。キットは1989年10月に発売された「BB戦士No.42」として登場しました。
- 古殺駆(コザク):冷静沈着な長男。バズーカを装備。
- 今殺駆(イマザク):バランス型の次男。金色が映えるスタイル。
- 新殺駆(シンザク):見た目はおっとり、怒ると手がつけられない怪力の三男。象徴は熊。



新殺駆のキットは「BB戦士No.14 ザクⅢ」のランナーをベースに構成されています。
まとめ|SDガンダムBB戦士 殺駆三兄弟の塗装リメイク
今回は「SDガンダムBB戦士No.42 殺駆三兄弟」を、ホビー用水性アクリル塗料でリペイントしました。筆塗りでも質感と仕上がりにこだわり、シールでは表現できなかった重厚感やキャラクター性を再現。三兄弟そろっての完成は達成感もひとしおです。
昔遊んだキットを現代の塗料でよみがえらせる楽しさを、ぜひ味わってみてください!

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■殺駆3兄弟の説明はこちらからも