【BB戦士 上杉謙信頑駄無】素組み&筆塗り塗装レビュー|SD戦国伝 武神降臨編より #942

SD戦国伝 武神降臨編」に登場する人気キット、BB戦士 No.332 上杉謙信頑駄無を製作・筆塗り塗装しました!
本記事では、キットの素組みレビューから、細部までこだわった筆塗り工程、完成品の仕上がりまでを写真付きで詳しくご紹介します。
力強くも気品あふれる「越後の龍」の魅力を、コンパクトなSDフォーマットにぎゅっと詰め込んだ本キット。
戦国伝ファンやBB戦士ユーザー、筆塗り仕上げにチャレンジしてみたい方にも参考になる内容を目指しています。
それでは、上杉謙信頑駄無の世界をじっくりご覧ください!

🧩キット概要


内容物と構成

  • パーツ構成:4色成形+ポリキャップ+シール、2袋分のシンプルな封入仕様
  • 付属物:幟旗(説明書の切り抜き自作)、愛馬「神風号」、足軽兵「暴留」などのギミック付き

モチーフとギミック紹介

  1. 歴史モチーフ
    • 越後の龍・上杉謙信をイメージ
    • 伝説の馬「神風号」に乗り、川中島の戦いで“武田本陣突破”を表現
  2. 武装
    • 刀「姫鶴一文字」(精霊姫鶴の伝説付き)
    • 弓「邪心清水之弓」+矢
    • 足軽兵「暴留」パーツ付き
  3. 合体ギミック
    • 馬との“超人馬合身”可能。愛馬にまたがるポーズがリアルに再現

素組み組立工程

  1. 切り離し薄刃ニッパーで丁寧にランナーからカット
  2. 接着Mr.セメント流し込みタイプを使用
  3. パーツ構成:頭部・腕・脚・胴体(軽装形態)→兜・肩アーマー・武装(重装形態)と順次組み立て
  4. 軽装⇄重装切替:可動よりディテール重視。重装時は可動がやや制限される印象

塗装前処理


塗装工程:全体の流れ

  1. 下地塗装(約60分×2 + 約80分)
    • ベースカラー:主要パーツにファレホ「エルフィックフレッシュ」
    • 使用溶剤:シタデル「ラーミアンメディウム」でムラ防止
    • 使用カラー例:
  2. 仕上げコート

完成・組立&撮影

  • 各パーツを再度組み立てて完成
    • 軽装・重装両方のフロント/リアビューを撮影
    • 足軽兵と愛馬には丁寧にシール貼付(ピンセット使用)
    • 幟旗には説明書切り抜きを活用

使用塗料とツール一覧

種別製品特徴
ベースファレホ/シタデル隠蔽力が高く、下地不要
溶剤シタデル ラーミアンメディウム塗膜ムラ防止
模型用面相筆、ブラシ細部〜広範囲まで対応
コートMr.スーパークリアトップコート下地準備&仕上げ用
接着剤Mr.セメント強度と精度を両立


総まとめ

  • 限られたパーツ流用ながら、凝ったギミックと歴史演出を盛り込んだコスパ良キット
  • 重装甲時のディテール重視もあり、可動は限定的だが鑑賞向けモデルとして映える仕上がり
  • 塗装工程は2段階+仕上げコートで計200分前後。筆塗りでしっかり仕上がる内容

以上、「BB戦士 上杉謙信頑駄無」の製作・筆塗り塗装の様子をご紹介しました。シャープな造形や渋いカラーリングが映える本キットは、戦国武将モチーフの魅力が存分に詰まった一体です。筆塗りでディテールを強調することで、キット本来のかっこよさをより引き出せたと思います。戦国伝ファンや筆塗り派モデラーの方には、ぜひ手に取ってほしいおすすめのキットです!


この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録