#095 SDガンダムBB戦士No.100 千生大将軍を作りました。素組みから塗装まで

2021年2月4日

SDガンダムBB戦士No.100 千生大将軍を作りました。素組みから塗装まで。色分けには水性アクリルのシタデルカラーとファレホを使用しました。

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・SD戦国伝、BB戦士の千生大将軍のキット
・BB戦士・千生大将軍のキットの組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

塗装までやってみての感想

組み立てのしやすさちょっと重装備に本体がついていけてないような印象。安定感はいまいちでした。
塗装の難易度金メッキの本体に委ねて、さほど多くない塗装量でした。
塗装に要した時間1時間くらいであっさり完了。
形態変更等で楽しむバリエーション千生将軍→大将軍の換装が可能。大将軍の鎧は、千生鳳凰など2形態に組み換え可能。
カッコよさ、かわいさ・フォルム千生将軍、が個人的にはとてもカッコいいと思います。
購入に向け総合おすすめ度記念すべきNo.100のキット!

SDガンプラ 千生大将軍のキットをご紹介

キットの概要

シリーズNo.100
デザインベース千生大将軍(ガンダム野郎出典)
登場シリーズSD戦国伝
発売1992年5月
価格1,000円
武器双千剣×2、千生爆弾、四方八方刀×2、種子島武衛須馬×2、千仭剣、大目牙武衛須馬
特徴ヴェスバーの接続に、スプリングとプラパーツの2種。
戦国伝のキャラクターとしてリファインされたキャラクター。

ゴールドメッキ仕様で、No.100のキットにふさわしい豪華さです。
4人の大将軍にも匹敵する強さを持つ新しい大将軍。

↑キット開封時の封入状態はこんな感じでした。

千生大将軍について

キャラクター

千生大将軍

「SD戦国伝」のキャラクターとしてリファインされた、もとは「超戦士ガンダム野郎」に登場したガンプラ。
ビルダーは横井画伯、ファイターは天地大河。

乱世を憂い、一人世直しの旅をする正義漢。千生将軍が「ダイバサラマンダー」が変化した「千生鳳凰」と合体した姿。
頑駄無結晶を持つ。

元々の装備:
双千剣、千生爆弾、四方八方刀が合体する千手楯、種子島武衛須馬
大将軍時の装備:
千仭剣、オメガヴェスバー

↓千生大将軍のキットをベースに作られたNo.108のキット

開封して素組みしました

キットを開封して素組みしました

↑こちらが全パーツ。

↑組み立て準備

素組みの際の様子

素組みの様子をハイライトで

組み立て(素組み)にはニッパーとピンセットさえあれば!

素組み完了

軽装タイプ

千生将軍と千生鳳凰

千生大将軍

水性アクリル塗料で塗装その1

塗料は、水性アクリルカラーのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

塗装の際の様子

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

下地塗装で用いた塗料がこちら
シタデルカラーのコントラストです

使ったカラーごとに見ていきます

バシリカヌムグレー
濃い銀色を仕上げ色にする箇所に下地として使いました

イアンデンイエロー
こちらはゴールドを仕上げにする箇所の下地にしました

ブラッドエンジェルレッド
赤の下地色です

アポシカリーホワイト
こちらはシルバーの仕上げ箇所の下地として

コントラストは本来は染め塗り塗料
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていきます
希釈なしで塗れる利便性の良さも特徴で、顔料を含み下地になるので、こうして上塗りの目安をつける色分けをいったんするのにとても重宝しています

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

これより上塗りです

シタデルカラーのBASE塗料 メタリックのアイアンウォーリアーです
濃い銀色のカラー
双千剣の柄など各所に塗りました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している塗料
マットな質感の水性塗料で、色のラインナップは実に300以上に及びます

赤の上塗り
シタデルのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
上塗り用の塗料ですが、さすがは赤、隠ぺい力は強いです
頭部、胴体、脚部、千生爆弾(ボンバー)、サラマンダートップ等、各所に塗装箇所がありました

そして塗装面積も大きいので、テクニカル「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないように着色しました

ゴールドの上塗り、シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです
隠ぺい力の強い金色
これは扱いやすいとても重用しているカラーです

シルバーの上塗り
ファレホのゲームカラー、シルバーです
さすがの銀の隠ぺい力

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

上塗りで用いた塗料がこちら
このパートでかかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

まずは軽装タイプを組み立てます

塗装後がこちら

そして、種子島ウェスパー、四方八方刀を取り付け、サラマンダートップを装着
千生将軍を組みました

種子島ウェスパーには、双千剣を装着します

塗装後がこちら

水性アクリル塗料で塗装その2

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です

塗装の際の様子

使ったカラーごとに見ていきます

ワープライトニング
細かなところですが緑の仕上げ箇所の下地にしました

ブラッドエンジェルレッド
赤の下地色です

イアンデンイエロー
こちらはゴールドを仕上げにする箇所の下地にしました

アポシカリーホワイト
こちらはシルバーの仕上げ箇所の下地として

バシリカヌムグレー
濃い銀色を仕上げ色にする箇所に下地として使いました
また大目牙パックは、黒への上塗り。このカラーで仕上げにしました

この辺りは水で溶いて、薄めた状態で色を付けました
塗ったというよりも仕上げ塗装のための下処理をした感じです

白の成形パーツへの白塗装のベースに、ファレホのゲームカラー・デッドホワイトを使いました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

この白も、粘性の高い・隠ぺい力の強いカラー

これより上塗りです

ファレホのミディアムオリーブ
モデルカラーの緑。よく使っているグリーンです

ゴールドの上塗り、シタデルカラーのBASE、メタリックのレトリビューターアーマーです
隠ぺい力の強い金色
これは扱いやすいとても重用しているカラーです
鎧、アーマー、ウィングなど各所に上塗りしました

シタデルカラーのBASE塗料 メタリックのアイアンウォーリアーです
濃い銀色のカラー
ウィングの一部など各所に塗りました

シルバーの上塗り
ファレホのゲームカラー、シルバーです
さすがの銀の隠ぺい力
これもアーマーや鎧などに使っています

赤の上塗り
シタデルのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
上塗り用の塗料ですが、さすがは赤、隠ぺい力は強いです

そして塗装面積も大きいので、テクニカル「ラーミアンメディウム」という溶剤を使って、ムラにならないように着色しました

白の仕上げにシタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを使いました

このパートでかかった時間は約70分の塗装でした

塗装後

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付け乾燥させて完成

色塗り終わった各パーツを組み上げていきます

軽装タイプから武装する形で組んだ千生将軍のパーツ換装と、武具を追加して千生大将軍を組み上げます

塗装後がこちら

◆塗装アイテム(筆+塗料+マーカー)

◆素組み~塗装前に一度かけている(水性塗料のノリを良くするため)

◆塗装後に仕上げとしてかけている

制作過程をYoutube動画でチェック!

◆素組み

◆塗装その1

◆塗装その2

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◆このキットの関連キャラクター

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2021年2月4日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c