キンケシ「キン肉バスター」を筆塗り塗装!丸越製デカ消しを原作カラーで仕上げる#1261
今回は、当時物の丸越製「デカ消し・ワザ消し」から、キン肉バスターのキン肉マンとウォーズマンを水性アクリル塗料で筆塗りしました。ファレホをメインに、原作カラーを意識してフリーハンドで塗装。最後は台座を自作して仕上げています。

丸越製「ファイティングポーズ」のワザ消し
今回塗装するのは、消しゴムフィギュアの「キンケシ」です。

題材は、丸越製「ファイティングポーズ」シリーズのデカ消し版「ワザ消し」。全15種類の技がラインナップされ、それぞれ2体セットになっているため、合計30体がリリースされたシリーズです。
中には実際のストーリーには登場しなかった組み合わせもありますが、今回のキン肉バスターをはじめ、キン肉ドライバー、オクラホマスタンピートなどは、原作のポージングを再現したものです。

今回はキン肉マンとウォーズマンによるキン肉バスターを塗装します。2体を組み合わせると、デフォルメされながらも非常にリアルな造形になっています。
キンケシ塗装前の下処理
消しゴムフィギュアは、そのまま塗装するのではなく、まず下処理を行います。
①煮沸して表面の埃や油分を落とし、素体の形状を整えます。

②ベンジンに浸け込み、塩ビを柔らかくする可塑剤を抜き出します。

③最後にMr.スーパークリアーつや消しを吹き、塗料が乗りやすいマットな下地を作ります。

キン肉マンを原作カラーで塗装
まずはキン肉マンから塗装します。

肌の下地には、ファレホ モデルカラーのベーシックスキントーンを使用しました。標準的で明るめの肌色なので、キンケシのような小さなフィギュアにも使いやすいカラーです。

下地が乾燥したら重ね塗りを行い、そのままボディカラーとして仕上げました。



マスクのあご部分にはゲームカラーのブラッディレッド、唇にはスクイッドピンクを使用。パンツの一部にはゴールドイエローを入れています。

コスチュームは原作カラーを意識して、モデルカラーのホワイトグレーで塗装しました。真っ白より少し落ち着いたグレー系の白なので、フィギュアの白いパーツを塗る際にも使いやすい色です。

最後に0.02mm、0.03mmの極細マーカーで、目元や額の「肉」マーク、筋肉のシャドウなど細かなディテールを追加しました。
ウォーズマンを筆塗り
続いてウォーズマンです。

肌の下地はキン肉マンと同じベーシックスキントーン。大きめの平筆を使い、水で薄めた塗料をサッと乗せていきます。

原作カラーのボディには、モデルカラーのベージュブラウンを使用。少し薄めで落ち着いた茶色なので、衣装だけでなくフィギュアのボディカラーにも使いやすい色です。


黒い部分にはゲームカラーのブラック、白い部分にはホワイトグレーを使用しました。
ウォーズマンは大きく分けると茶色・黒・白の3色が中心ですが、細かな造形が多いため、特に白の塗り分けには苦労しました。


最後に黒と茶色で細かなはみ出しを修正して完成です。
使用した塗料と塗装時間
塗料は水性アクリルのファレホをメインに、ウォーハンマーカラーも一部使用しました。

筆は模型塗装用の面相筆を1本。塗装時間は約80分です。

仕上げにはボデーペンクリアを薄く吹き、塗膜を保護しました。
キン肉バスターの台座を自作
塗装後は、キン肉マンとウォーズマンの接点を接着剤で固定しました。



キン肉バスターはポーズの関係で自立しにくいため、最後にプラスチック粘土と「おゆまる」を使って支えとなる台座を製作。
これで不安定だったフィギュアもしっかり固定できました。
まとめ
今回は、丸越製デカ消し「ファイティングポーズ」のワザ消しから、キン肉バスターのキン肉マンとウォーズマンを塗装しました。

ファレホを中心とした水性アクリル塗料で、フリーハンドの筆塗りによって原作カラーを再現。小さな消しゴムフィギュアですが、色分けと細かなディテールを加えることで、塗装前とは大きく印象が変わりました。
当時物キンケシならではの造形を活かしながら、現在の塗装技術で仕上げるのも、キンケシ塗装の楽しみの一つです。










