【キンケシ塗装】デカ消し第7弾G型「ゴッドシーサー」を筆塗りリペイント #998

2025年8月26日

懐かしのキン肉マン「デカ消し」第7弾G型より、ゴッドシーサーを当時のブックレットカラーを参考に筆塗りリペイント。下処理から完成までの工程を詳しく紹介します。

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デカ消し第7弾G型「ゴッドシーサー」を塗装

今回は9㎝サイズの「デカ消し」第7弾G型から、ゴッドシーサーを水性アクリル塗料で筆塗りリペイントしました。
当時のパッケージに同梱されていたブックレットに掲載されたレギュラーサイズのカラーを参考にしています。

この第7弾は本編での登場が少なく、読者応募超人10体で構成された珍しい弾。今回のゴッドシーサーの他にも、フォックスマンやスプレー魔人といった超人たちが含まれています。


塗装前の状態

塗装前のゴッドシーサーは、大きな破損はないものの汚れや黒ずみが目立ちました。
右腕を掲げたポーズは、デカ消しらしいデザイン。子どもの頃によく遊んだ記憶がよみがえります。


下処理の工程

デカ消しの塗装では、仕上がりを良くするために下処理が欠かせません。今回もいつもの流れで進めました。

  1. 煮沸処理
    ゴム素材を柔らかくして形を整え、油分や埃を落とします。
  2. ベンジン漬け込み
    1~2日ほど浸けて、可塑剤を抜きます。
  3. 下地作り
    乾燥後、Mr.スーパークリア(つや消し)を全体に吹き付けて下地を整えました。

塗装に使用した塗料と筆

  • 水性アクリル塗料:ファレホをメインに使用
  • 補助カラー:シタデルカラーを要所で使用
  • :面相筆を中心に、広い面は平筆やブラシで効率的に塗装

塗装工程は「下地塗り」と「上塗り」の2段階で進めました。


塗装工程の詳細

下地塗り

全身にファレホ「デッドホワイト」を塗布。これにより後の発色が良くなります。デカ消しサイズでも3~4分で塗り終えられます。

色分け

  1. 赤(口部分)
    ファレホ「ブラッディレッド」で一本線を描写。
  2. 銀(アームカバー)
    ファレホ「シルバー」で極細筆を使用。
  3. 肌色(ボディ全体)
    ファレホ「ミディアムフレッシュトーン」で腕・脚・胴体を塗装。
    • ラーミアンメディウムで塗料を薄め、ムラを抑制
    • 筆先で叩くように色を置くことで自然な仕上がりに
  4. 金(頭髪)
    シタデルカラー「レトリビューターアーマー」でゴールドを再現。
  5. 黒(瞳・鼻・コスチューム全般)
    ファレホ「ブラック」でパンツやブーツも塗装。

仕上げ

全身に薄くゴールド(シタデルカラー「オーリックアーマーゴールド」)を重ね、光沢感を演出しました。


完成レビュー

塗装時間は約50分。最後にソフト99のボデーペン「クリア」を吹き付けてコーティングし、台座を付けて完成。

フロントビューからリアビューまで、ブックレット掲載のカラーを忠実に再現した仕上がりとなりました。


まとめ

今回は**キン肉マン・デカ消し第7弾G型「ゴッドシーサー」**を筆塗りでリペイントしました。
当時の懐かしいデザインを再現しつつ、現代の塗料を活用した鮮やかな仕上がりになっています。

今後も他のデカ消しやキン消しをペイントしていきますので、ぜひお楽しみに!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年8月26日

Posted by Mさん模活時間の記録