#003 SDガンダムBB戦士No.9 ヤクト・ドーガ(機動戦士ガンダム逆襲のシャア)
SDガンダムBB戦士 No.9 ヤクトドーガを制作しました。
・SDガンダムBB戦士の超初期のキット
・ヤクト・ドーガのキットの組み立て
・水性アクリル塗料での色塗り
BB戦士ヤクト・ドーガのキット概要
キットの概要はこちら。
シリーズNo. | 9 |
デザインベース | – |
登場シリーズ | 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア |
発売 | 1988年6月 |
価格 | 300円 |
武器 | ライフル、シールド |
特徴 | 塗装が入ると、SDながらヤクト・ドーガの造形を上手く表現できている |
ヤクト・ドーガ (JAGD DOGA)
初出は1988年公開のアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』。
新生ネオ・ジオン軍の主力量産機ギラ・ドーガの発展型で、特殊な能力を持つ「ニュータイプ」および「強化人間」用に開発された試作機。当初はネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルの専用機となるはずだったが、性能不足からその役目をサザビーに譲り、完成した2機は部下の強化人間ギュネイ・ガスとニュータイプの少女クェス・パラヤ(クェス・エア)にそれぞれ与えられた。
劇中でギュネイ機は主人公アムロ・レイが搭乗するνガンダムに撃墜されるが、クェス機は損傷しつつも残存し、『CCA』の後の時代を描いた『機動戦士ガンダムUC』のアニメ版などでは「袖付き」仕様に改修されて再登場している(パイロットは異なる)。
ヤクト・ドーガのキットを開封~組立
まずはシール貼り付けにて素組みで制作しました。
水性アクリル塗料で塗装しました
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用。
筆塗りで色付けをしていきました。
塗装の際の様子
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。
まず下地塗りとして、シタデルカラーの「コントラスト」を使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。
このヤクト・ドーガのキットでは、ワープライトニング、イアンデンイエロー、ブラッドエンジェルレッド、バシリカヌムグレイの4色を使用です。
まずはバシリカヌムグレイ。
主に、黒色を上塗りする箇所の下地として使いました。
バックパックやライフルなど塗装面積の広い箇所もありました
続いてブラッドエンジェルレッド。
こちらは赤を下地にする箇所に使いました。
次にワープライトニング。
メインボディのカラーは、グリーンの下地
濃くなってしまわぬよう、予め水で溶いて、かなり薄めた状態で色を乗せました
塗ったというよりも、最後の上塗りがスムーズにいくよう下処理をした感じです
もう一色のカラーは黄色イアンデンイエローをベースにしました
ネオジオン・ギュネイ専用仕様のヤクトドーガです
工程は下地塗から上塗りの2段階
上塗りもカラーごとに見ていきます。
まずは、アバドンブラック
下地にバシリカヌムグレイを塗った箇所に。
手、バックパック、ライフル、脚部、胴体、シールド等に使いました
シタデルカラーのBASE塗料です。
特徴的なグリーン、青緑系の上塗りカラーは、シタデルのLAYER、ソテクグリーンです
面積が広いので、ムラにならないよう、テクニカルカラーにある「ラーミアンメディウム」という溶剤を使いながら塗りいれていきました
シタデルカラーは、イギリス発の水性アクリル塗料
発色がよい、速乾、乾いた後の耐水性、無臭、どれをとっても扱いやすい、プラモデルやフィギュアの塗装に最適な塗料です
下地、ワープライトニングを塗った箇所に上塗りしました。
同じく下地にイアンデンイエローを塗った箇所に、シタデルカラーの黄色
アヴァーランドサンセットを塗りました
シタデルカラーのBASE塗料
赤の上塗りにはファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
ファレホの方は、スペイン発の水性アクリル塗料
こちらが今回の、ヤクト・ドーガの上塗りで使用した塗料。
この動画分で塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。
塗装後
塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。
色塗り終った各パーツを組み上げていきます。
まだ、ポリキャップパーツが登場する前の初期のBB戦士キットですね
塗装後がこちら。
制作動画をYoutubeで見る
素組みの際
素組みの際の動画
塗装の際の動画
塗装の際の動画
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