#721【家にあるソフビをペイント】水性アクリル塗料で仮面ライダーBLACK

2024年6月1日

仮面ライダーのソフビのペイントをしています。
小学生になった長男が小さいころ遊び倒したライダーのフィギュアがたくさん。

Point☆

・昔のソフビって今ペイントできるの?
・昭和ライダー、仮面ライダーBLACKのフィギュアをカッコよく塗りたい
・ソフビペイントにおすすめの水性塗料は?

基本的に塗りなおし、全塗装をしています。
今回は、昭和のライダーの一人・仮面ライダーブラックです。

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Youtube塗装動画

煮沸して成形→下地を作る下処理

まずは塗装前の状態です。
ソフビの刻印は1987年になっていました。
ちょうどブラックがリアタイで放映中の期間に発売されたものです
変形してしまっていたところがあるので、熱処理から下準備をしました。

煮沸すると、ビニールが柔らかくなり、元の形にいったん成形しやすくなります。

乾燥したのち、Mr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、塗装の下地を作りました。

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です。

ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装に使用した塗料はこちら

まずはシタデルカラーのBASE、モーンファングブラウン。茶色のカラーです
ソフビでは、造形はできていて未塗装だった、各部の結節部のカラーとして使いました

続いて銀色です
ファレホのゲームカラー、シルバー
メタリックカラーで、発色の良い、隠ぺい力の強い塗料
マスク、ベルト、胴体等、色分けはできていましたが、経年で擦れて剥げてしまっていた箇所などに塗り入れています

細かいラインですが、黄色
アヴァーランドサンセットというシタデルカラーのBASE塗料を使いました
ここは、あとから来る赤と黒の上塗りの際の補修を前提に少しはみ出し気味に色を入れました

赤です
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使用
扱いやすい、粘性の高い赤の塗料です

ライダーベルトも含め、脚部、腕部、頭部とまんべんなく塗装箇所がありました

台座の下地に、今回はシタデルカラーのBASE、メカニカススタンダードグレイを使いました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

今回の塗装で最も面積が大きかったのは黒です
ファレホのゲームカラー、ブラックを使いました

色の境目や細かいところ、先に塗ったカラーのはみ出し部などには極細筆で丁寧に面積の大きい箇所は、水分量も多めにブラシで一気に色を入れました

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

全体的に光沢の出ていたソフビがこれで一気にマットな質感になりました

最後は台座の上塗りです
シタデルカラーのテクニカル、様々な特殊効果を表現できる塗料種の、スターランドバトルマイアという塗料を使いました

かかった時間は約70分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
光沢仕上がりに近かったソフビが、つや消し、マットな質感のブラックライダーになりました

フロントビューからリアビューまで

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ということで今回は、仮面ライダーのソフビフィギュア、昭和ライダーから、仮面ライダーブラックを水性アクリル塗料でペイントしました

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この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年6月1日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c