【製作レビュー】キンケシフルアクションスペシャル02・ウォーズマンを素組み&塗装! #949

2025年6月26日

フルアクションスペシャルとは?

「フルアクションスペシャル」は、ガチャガチャで展開されている可動式キンケシシリーズ。中身は実質的に小型プラモデルのような構成で、ゴム素材とプラスチックパーツが混在しています。

このシリーズの大きな魅力は、関節の可動性。首・腕・脚・腰などが自在に動き、ポージングも可能です。


制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

ウォーズマン素組み工程

●パーツ内容と特徴

パーツの構成は細かく、左右の判別が難しい部分もありますが、そこが組み立てのポイント。説明書に従って、薄刃ニッパーで丁寧にカットしながら進めていきます。

●組み立ての注意点

難所となる部分は、以下のツールを使ってクリアします。

  • Mr.セメントSP(流し込みタイプ)
  • ラジオペンチ

部位ごとに確認しながら、以下のように組み立てを進めました。

  • 腕部:ジョイント部分を慎重に確認
  • 脚部:前後・左右の向きに注意
  • 胴体~頭部:標準のマスクフェイス&通常ハンドを使用

ウォーズマンの塗装準備

●下処理の工程

塗装前の下処理も欠かせません。以下のステップでパーツを処理しました。

  1. 煮沸:油分やホコリを除去
  2. ベンジン漬け:可塑剤や塩ビ成分を抜く
  3. 乾燥後にMr.スーパークリア(つや消し)を吹く:塗装の密着性を向上

筆塗り塗装工程

●下地塗装

  • 使用塗料:ファレホ・ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」
  • 薄めて筆塗りし、全体を明るい下地で整えます。
  • 所要時間:2~3分

●色分け塗装

各部の色ごとに、以下のような塗料を使いました。

  • 黄色(ポイントカラー)
    • シタデルカラー BASE「アヴァーランドサンセット」
    • 隠ぺい力が高く、発色も良好
  • グレー(メインカラー)
    • シタデルカラー BASE「メカニカススタンダードグレイ」
    • 広い面積に塗布。ムラ防止にラーミアンメディウム併用
  • 黒(ボディ・ブーツ・肩)
    • ファレホ・ゲームカラー「ブラック」
    • 高粘度で塗りやすく、発色も安定
  • シルバー(ベアクロー)
    • ファレホ・ゲームカラー「シルバー」
    • 銀の発色が美しい
  • ピンク(目)
    • ファレホ・ゲームカラー「スクイッドピンク」
    • 極細筆で丁寧に塗装
  • 赤(肘・膝パッド、フェイス)
    • ファレホ・ゲームカラー「ブラッディレッド」
    • 鮮やかで発色の良いレッド

●塗装ツールと仕上げ

  • 使用筆:面相筆(細部用)/刷毛(広範囲用)
  • 塗料仕上げ:ソフト99「ボデーペン・クリア」を吹き付けて乾燥

組み立て&完成!

塗装が完了した各パーツを組み上げ、ウォーズマンが完成!
まずは標準フェイス&ノーマルハンドでのフルビューをご覧ください。

さらに、ウォーズマンスマイル顔&片腕ベアクローの換装も試してみました。


まとめ:今回使用した塗料と感想

●使用塗料一覧(全て水性アクリル)

  • シタデルカラー(イギリス製)
    • 高い隠ぺい力とマットな質感が魅力
  • ファレホ・ゲームカラー(スペイン製)
    • 滑らかな筆塗り、発色の良さ、広範囲にも塗りやすい

今回の塗装時間は、下地〜仕上げまで約60分
少ない工程でもしっかりとした仕上がりになる、満足度の高いキットでした!


今回のラインナップ(フルアクションスペシャル02)

  • キン肉マン
  • キン肉マングレート
  • バッファローマン
  • ウォーズマン(本記事)

前回の「フルアクションスペシャル01」ではロビンマスクを製作&塗装済。そちらの記事もぜひどうぞ!


興味を持たれた方、ぜひウォーズマンの組み立て&塗装にチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年6月26日

Posted by Mさん模活時間の記録