#705【当時物のキン消しを塗装】PART19・ぬすっとジョージ(アニメカラー)

2024年4月23日

今回はレギュラーシリーズのキンケシPART19から、ぬすっとジョージ
水性アクリル塗料で色付けしました

Point☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・4cmサイズ、当時のキン消しレギュラーシリーズPART19
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

Youtube動画で見る

塗装の様子を動画にまとめました。

可塑剤を抜く塗装前の下処理

当時物のキンケシ、パート19のガチャに入っていたブックレットです
パート19は、王位争奪編の頃のシリーズ、今回のジョージをはじめ、運命の5王子の神が憑依する前の姿がしっかりラインナップされています

その他にはテリーマンやバッファローマンの、それまでとは異なる造形のキンケシなどが。

塗装前の状態です
古いキン消しですが、保管状態もよく、目立った汚れや傷もないきれいでした

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
ベースに使用した塗料はこちら

シタデルカラーのBASE、茶色のモーンファングブラウンです
首から上の頭部、腕部に

ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
シャツ、リストバンド、ブーツなどに

紫は、ファレホのゲームカラー、ラストフルパープル
下半身のタイツのカラーにしました

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

ここで台座のベースをファレホのゲームカラー、カーキにて

シタデルカラーのBASE、青のマクラーグブルーです

シタデルのSHADE、青のドラケンホフナイトシェイド

紫のシェイドカラー、ドルーチバイオレット

肌のカラーの上塗り、シタデルのコントラスト・スネークバイトレザーです

台座の上塗り、シタデルのテクニカル・アルマゲドンダストを使いました

白の上塗りです
シタデルのLAYER、ホワイトスカーです

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

上塗りで用いた塗料がこちら
かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座に固定して、塗装後がこちら
キン肉マンマリポーサ、飛翔の神の憑依前の姿です

フロントビューからリアビューまで

ということで今回は、キン肉マン・当時物のキンケシ塗装、レギュラーシリーズ・パート19から、ぬすっとジョージでした

あわせて読みたい記事

◆キン肉マンの記事TOPIX

◆関連するキン消しの塗装記事

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年4月23日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c