【Figure-rise Standard】アルティメット孫悟飯を筆塗りで再現!水性アクリルで仕上げるドラゴンボールZプラモデル制作記#599
ドラゴンボールZの人気キャラクター、アルティメット孫悟飯をFigure-rise Standardシリーズで制作。フリーハンドの筆塗りで、シタデルカラーとファレホを使い原作の力強さを再現。水性アクリルならではの発色と質感を紹介します。
素組みの際
塗装の際
✅ポイント1:フリーハンド筆塗りによるアルティメット孫悟飯の再現
組み立てから塗装まで一切のマスキングなしで、筆一本で仕上げた完全フリーハンド塗装。細部の表情や陰影を丁寧に描き込み、原作の迫力を再現しています。
✅ポイント2:水性アクリル塗料「シタデルカラー&ファレホ」の使い分け
発色の良さと塗りやすさを活かし、シタデルカラーの深みある色味とファレホの滑らかな質感を使い分け。塗料の特性を活かした表現技法を紹介しています。
✅ポイント3:Figure-rise Standardシリーズの魅力をレビュー
ドラゴンボールZファン必見!可動性・造形のバランスが高いFigure-rise Standardシリーズの中でも、アルティメット孫悟飯キットの完成度と組み立てやすさを詳しく解説。




キットの開封
まずはキットの開封から。
全部で10種類のパーツと、シールが2枚入っていました。
一部、他キットからのパーツ流用もあったので使用しないパーツもあります。
必殺技のエフェクトパーツは、気功波の放出と溜め。青のクリアパーツでできていました。
表情パーツは2種類。手は2種類、左右あわせて4個付属しています。
このキットは黒髪のアルティメット孫悟飯か、超サイヤ人状態の未来悟飯のいずれかを選択して組み立てます。
組み立て説明書です。
こちらが全パーツです。
パーツを部位ごとにカットして組み立ての準備。
まずは無塗装で組み立て
組立開始です。
ダイジェストにしましたので見ていきましょう。
今回は「アルティメット孫悟飯」を選択し、必殺技パーツまで組んでいきました。
薄刃ニッパーでカットしてプラモデル専用接着剤を使いながら組んでいきました。

頭部は、一番慎重・丁寧に組み上げました。

次にボディです。

腕。左右を間違えないように組んでいきます。
この腕が一番細かくて関節の可動も多いので、丁寧に組みます。

脚です。
ここまで来るとゴールが見えてきます。

腰部、股関節のところ。
胴着の帯と連動しています。
必殺技のパーツの組み立てです。





素組み完了
素組み完了時



素組み、塗装前の状態です。



手のパーツと表情パーツを交換。



必殺技エフェクト。
気功波溜め。



気功波、放出。
水性塗料で塗装
色塗り前に、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き付けて、塗装下地を作りました。

塗装の際の様子
さっそく塗装の様子を使用したカラーごとに見ていきます

まずは、赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
ブーツのライン。キットではシールでの色分け対応になっていました
極細筆で書き入れ。今回の塗装でいきなり一番丁寧に色を入れた箇所です

靴底には、シタデルカラーのLAYER、エシングレイを塗りました

そして肌カラーは、ファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンです
明るい、キャラクターのフレッシュカラーで一番多用している塗料
フェイス2パーツ、腕部、首元に塗りました
少し隠ぺい力が足らないときは、重ね塗りで対応しました
ファレホはスペインが発祥の水性アクリル塗料です
フィギュアやプラモデルの塗装にはとても重用しているカラー
色数も多く明るいカラーもたくさんあります
よく使っているモデルカラーやゲームカラーは総じて粘性が高くて隠ぺい力が強い
チューブに入った水性塗料で、直接または水で薄めながら使います

アンダーウェアと、リストバンド、ブーツのカラーとして青
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーを使いました

頭髪は黒
シタデルカラーのコントラスト、ブラックテンプラーを染め塗りです
ディテールに沿って染まっていく液体塗料です

最後はシタデルカラーのLAYER、ファイアドラゴンブライトを塗りました
胴着全体に、そしてブーツにある紐の部分にももれなく塗りました
シタデルカラーは、イギリスが発祥の水性アクリル塗料
マットな質感、粘性が高く、隠ぺい力が強いのが特徴
特徴的なミニ容器に入ったホビー用の水性塗料で、無臭で扱いやすいカラーです
塗料は水性アクリルのシタデルカラーと、ファレホを併用しました
塗装に要した時間は約50分でした
使った筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は刷毛・ブラシを使って時短させ、効率よくペイントしました
オール筆塗りで仕上げました

この塗装で使用した塗料はこちら
塗装後
塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き乾燥させます

色塗り終わったパーツを組み上げていきます

フロントビューからリアビューまで



ということで今回は、ドラゴンボールのプラモデル。フィギュアライズスタンダードシリーズ、「Z」に登場した孫悟飯最強の姿、アルティメットバージョン、水性アクリル塗料でリペイントでした
まとめ~あわせて読みたい記事
フィギュアライズスタンダードは、およそ15㎝前後の可動アクションフィギュア。
筋肉を感じさせる、腕・脚・胴回りの組み立て機構、マッスルビルドシステムが特徴です。
アルティメット孫悟飯は、老界王神が潜在能力を引き出した姿。
普段の甘さが消え、ゴテンクスやベジータたちを凌ぐ力を手に入れました。
このキットでは超サイヤ人の「未来悟飯」も選択式で組めますが、今回は黒髪のアルティメット孫悟飯を選んで制作しました。
ということで、今回は、フィギュアライズスタンダード、ドラゴンボールZからアルティメット孫悟飯の制作、でした。
あわせて読みたい記事
◆ドラゴンボールのTOPIX記事
◆このキットの関連キャラクター






















