#577【キン消しを塗ろう】2019年・キンケシシリーズ15 ロビンマスク
今回は2019年発売、新造形版のキンケシシリーズ15から、ロビンマスクの色塗りです。
・キンケシシリーズで、ロビンマスクをアニメカラーでペイント
・キン肉マン消しゴムをべたつきなく色塗りする方法
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6483-530x530.jpeg)
アニメカラーで塗りました。久しぶりに、通常の造形のロビンの塗装でした。
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塗装前の下処理
塗装前の状態です。
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![](https://i0.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6055-1024x1024.jpeg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6056-1024x1024.jpeg?ssl=1)
カラーは赤です。今から4年前、比較的新しいキンケシだったので特段汚れなどはなく、綺麗でした。
真っ赤から青への全塗装、なかなか見ごたえある色塗りになりました。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/04/Recipe-15-346x530.png)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6053-530x530.jpeg)
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6082-530x530.jpeg)
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のロビンマスクは問題なく処理できました。
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・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/Snapshot_747-530x530.jpg)
最初のカラーはベースカラーのコラックス・ホワイト。
今回の塗装では数少ない、レイヤーカラーの薄い青を塗るアニメカラー・肌の部分の下地に塗りました。
赤の地のキンケシだったこともあって、下地塗りはしっかりめに行いました。
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こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約60分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には先端を糊で固めた細筆を使いました。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/Snapshot_748-530x530.jpg)
次に黄色、アヴァーランドサンセット。
1箇所、ベルトの部分に塗り入れました。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、キンケシの地にも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
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3色目に青、マクラーグ・ブルー。
鎧のメインカラーです。
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ここで先に下地を塗った肌に、ブルーホラーを塗りました。
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黒・アバドンブラックです。
マスクの目の部分、ブーツ、パンツ、鎧の一部と、ひそかにけっこう塗る箇所の多いのがこの黒です。
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マスクは、実は前面の仮面と奥の部分は微妙に色が分かれていて、アニメカラーの場合は少し薄めのカレドール・スカイというカラーを塗りました。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/Snapshot_753-530x530.jpg)
赤、メフィストン・レッドを塗りました。
赤の地のキン消しに赤の塗料なので多少はごまかしが効きますが、細い線の箇所も多く、慎重に。
それでも多少のはみ出しなどはあったので、事後に微修正をしながら仕上げていきました。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/Snapshot_754-530x530.jpg)
仕上げにシェイドカラーの「ナルンオイル」を影になっている個所などにスミ入れ的に使い質感を出しました。
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塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
主に3色の青を塗り分けて、赤のキン消しを塗ってメリハリのある色分けになりました。
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![](https://i2.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6480-1024x1024.jpeg?ssl=1)
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ロビンマスクについて
カラーリングの参考にしたのはアニメ版のキン肉マン。
ロビンマスクはイギリス出身、ロビン王朝の正義超人で超人強度は95万パワー。
初期の頃、超人オリンピックから登場している人気超人で、アニメカラーでのこの
青、そして原作カラーはマスク・ヨロイがシルバーという設定になっています。
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ロビンはけっこう色塗りする機会多かったですが、最近は少し変則的なものも塗っていて。
こちらは新造形になってからのものですが、ずいぶん前に色塗りしました。
肌の色が今回使用したカラーとは違う、少し濃いめの水色を使っていました。
技ケシを2つ。
こちらは復刻版のキン消しシリーズ8から、王位争奪編の熊本城大将決戦決着のシーン。
マリポーサにロビンスペシャルをかけているロビンマスクです。
2009年に発売されたキンケシ
これは黄金のマスク編、死の五重リングの1階で、ジャンククラッシュを両手で受け止めた
時のシーン。鎧は脱ぎ捨てた状態です。
新造形版のキンケシシリーズ07です。
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今回塗ったロビンマスクがラインナップされた、シリーズ15のブックレットです。
この弾では、王座に座った悪魔将軍、キン肉マン&ソルジャーの兄弟、バッファローマンのロングホーン変形バージョンなど魅力的なキャラクターでのラインナップになっていました。
キンケシ14のウォーズマン光の矢と
ウォーズマンと並べて
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![](https://i2.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_6830-1024x1024.jpeg?ssl=1)
というわけで、今回はキンケシシリーズ15から、ロビンマスクの色塗りでした。
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