SDガンダムBB戦士No.32 ムシャカゲダブルゼータをフリーハンド筆塗りで再現|1989年キット制作レビュー#029
1989年発売の懐かしい「SDガンダムBB戦士No.32 ムシャカゲダブルゼータ」を制作しました。組み立てから水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)によるフリーハンド筆塗りまでを詳しく紹介しています。SD戦国伝 武者七人衆編の味わい深いパーツ流用キットを、現代の塗装で楽しむ過程をぜひご覧ください。
素組みの際の動画
塗装動画
- 1989年発売・初期BB戦士の魅力を再発見できる制作レビュー
ムシャカゲダブルゼータという懐かしいキットを、現代の視点で組み立て・塗装する魅力や、初期BB戦士らしいパーツ流用仕様の特徴を解説しています。
- シタデルカラー&ファレホによるフリーハンド筆塗りの実践
水性アクリル塗料を使った細かな塗り分けや筆塗りのコツなど、実際の作業工程が参考になる内容になっています。
- SD戦国伝・武者七人衆編の世界観を楽しめる仕上がり
シリーズ独自の武者デザインの魅力がわかり、SD戦国伝の世界を改めて味わえる制作記録として読者も楽しめる構成になっています。
BB戦士 ムシャカゲダブルゼータのキットをご紹介
キットの概要
| シリーズNo. | 32 |
| デザインベース | ガンダムZZ、ゼータマン2 |
| 登場シリーズ | SD戦国伝武者七人衆編 |
| 発売 | 1989年8月 |
| 価格 | 300円 |
| 武器 | 槍、バズーカ |
| 特徴 | 目がモールド処理になっていて、他の武者影とは少し作りが違います。 ダブルビームライフルをモチーフにしたバズーカが付属しています。 |

ムシャカゲダブルゼータについて
◆初期シリーズ・絶版の「ゼータマン2」
武者影駄舞留精太頑駄無<ムシャカゲダブルゼータガンダム>(ΖΖガンダム)
「SD戦国伝 武者七人衆編」に登場する、隠密行動隊。
将頑駄無直属・頑駄無組所属。武者駄舞留精太頑駄無の影武者。
ムシャカゲダブルゼータのキットを開封~組立
キットを開封して素組みしました






組み立て(素組み)にはニッパーとピンセットさえあれば!
水性アクリル塗料で塗装 ムシャカゲZZ
オール筆塗りでペイントしました
塗装の際の様子
使った塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホ。
塗装にかかった時間は約70分でした

まずは下地塗り。
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトで、白です。
頭部、胴体、腕部、脚部、バックパックにそれぞれ塗装箇所がありました
ファレホはスペイン発の水性塗料で、隠ぺい力が強く粘性が高いので扱いやすいフィギュア塗装には欠かせない塗料です

金色の下地、イアンデンイエローです
頭部、肩アーマー、胴体。

赤の下地色、ブラッドエンジェルレッドです
腕部、脚部、胴体の一部に塗る箇所がありました

メインボディのカラー、青の下地はグリフチャージャーグレイ
シタデルカラーのコントラストは、仕上げにも使う液体塗料ですが、顔料を含み下地にもなりつつ、色の境目には流れ込み、色分けが速くできるので、上塗りの目安をつけるという意味でも、こんな使い方をしています

グレイの下地として、バシリカヌムグレイを使いました
大砲やバックパックに、主に塗装箇所がありました

工程は下地塗りから上塗りの2段階。
下地塗装に使った塗料がこちら
ここからは上塗りです

シタデルカラーのBASE、カレドールスカイです
明るい青です
先にグリフチャージャーグレイを塗った箇所に上塗りしました
隠ぺい力は強い青です
今回使った筆は、主には模型用の面相筆、面積の広い箇所は、ブラシを使って効率よく時短させながら塗っていきました

グレーの上塗りは、メカニカススタンダードグレーです
こちらもシタデルカラーで、隠ぺい力の強いカラー
バシリカヌムグレイを塗った箇所に着色しました

赤、メフィストンレッドを上塗りしました
頭部、腕部、脚部、胴体の一部。
ブラッドエンジェルレッドの補完をする形で色を乗せていきました

金色は、ファレホのポリッシュドゴールド、ゲームカラーの塗料です
明るい金色です
イアンデンイエローを先に塗っておいた箇所に上塗りしました

最後は白の上塗り
シタデルカラーのレイヤー、ホワイトスカーです
今回は白の成形色の塗り直しと、主に青いパーツを白に変える箇所が多かったので数度重ね塗りして色を出していきました

塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹き付けて乾燥させて完成
色塗り終った各パーツを組み上げていきます

旧キットであるゼータマン2に一部パーツを組み替える形で完成させます
塗装後
塗装後がこちら



◆塗装アイテム(筆+塗料+マーカー)
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