【家ソフビをリペイント】仮面ライダー龍騎を水性アクリルで全塗装|シタデル&ファレホ筆塗り制作記録#727
小学生のころ長男が遊び倒した仮面ライダー龍騎のソフビフィギュアを、水性アクリル塗料のシタデルカラー&ファレホで全塗装しました。煮沸成形から下地づくり、色分け、仕上げまで、フリーハンド筆塗りで龍騎の造形を丁寧に再現したリペイント工程を紹介します。
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- 水性アクリル塗料(シタデル&ファレホ)を活用した全塗装工程が詳細にわかる
煮沸による形状修正、下地づくり、色ごとの筆塗りなど、水性アクリル塗料を使った具体的なリペイント手順が丁寧に紹介されています。
- 仮面ライダー龍騎の特徴を活かした色分け・質感表現が学べる
赤・黒・シルバー・ゴールドといった龍騎の主要カラーを、複数の塗料を使い分けて再現。シタデルのコントラスト系やファレホの鮮やかな発色など、カラー選びの参考になる点が多い記事です。
- 遊ばれたソフビを“もう一度輝かせる”リペイントの魅力が伝わる内容
子どもが使い込んだソフビが、約70分の筆塗りで新たな表情へと生まれ変わる過程が記録されており、思い出の玩具を甦らせる楽しさが分かる記事になっています。

基本的に塗りなおし、全塗装をしています。
今回は、平成のライダーの一人・仮面ライダー龍騎です。

煮沸して成形→下地を作る下処理
まずは塗装前の状態です。
ソフビの刻印は2002年になっていました。2000年から始まった平成ライダーの3作目、ちょうど龍騎がリアタイで放映されていた年です。
変形してしまっていたところがあるので、熱処理から下準備をしました。



煮沸すると、ビニールが柔らかくなり、元の形にいったん成形しやすくなります。

乾燥したのち、Mr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、塗装の下地を作りました。

水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です。
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

今回の塗装に使用した塗料はこちら

まずはファレホのゲームカラー・ブラッディレッドです
首、腕部、脚部など、かなり大面積でした

続いて黒、ファレホのゲームカラー、ブラックです
こちらも頭部、胴体、腕部、脚部それぞれに塗装箇所がありました

台座は、シタデルカラーのBASE、メカニカススタンダードグレイ一色で塗り上げました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

次は銀色です ファレホのゲームカラー・シルバーを使いました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
今回の龍騎ではかなり重要なカラー
さすがに銀色、シルバーは発色の良いカラーです

シタデルカラーのBASE、レトリビューターアーマーでゴールドの箇所を書き入れ

そして、赤
シタデルカラーのコントラスト、ブラッドエンジェルレッドを細部と、先にファレホを塗った箇所にブラシを使って上塗りしました
2色目の黒を使いました

シタデルカラーのコントラスト、バシリカヌムグレイです
面積は大きいですが、もともと黒で色分けされている箇所への塗入れだったので、液体塗料をさぁーと流しいれる形で塗っていきました
かかった時間は約70分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
赤のカラーリングがクリアで作られていたソフビが、しっかり塗りこまれて雰囲気が一新しました

フロントビューからリアビューまで



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ということで今回は、仮面ライダーのソフビフィギュア、平成ライダーから、仮面ライダー龍騎を水性アクリル塗料でペイントしました
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