【ソフビ塗装】仮面ライダーオーズ・シャウタコンボを水性アクリルで全塗装|平成ライダーのリペイント記録 #986

2025年8月11日

はじめに

我が家には、長男が小さいころに遊んでいた仮面ライダーのソフビフィギュアがたくさんあります。
今回はその中から、**平成ライダーの一人「仮面ライダーオーズ・シャウタコンボ」**を選び、全塗装によるリペイントを行いました。

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塗装前の状態

対象となったソフビは、2010年バンダイ製で、オーズ放映中に発売された一体。
大まかな色分けはされていますが、ベルトまわりや脚部、タコのパーツなどは質感が単調で、細部の色が不足していました。ここを重点的に塗装していきます。


下処理工程

塗装前に、以下の手順で下処理を行いました。

  1. 煮沸成形
    ソフビをお湯で煮沸し、柔らかくして形を整えます。
  2. ベンジン浸け(1~2日)
    可塑剤を抜き、塗料の密着性を高めます。
  3. 乾燥後に下地作り
    Mr.スーパークリア つや消し」を全体に吹き付け、塗装のベースを整えます。

使用塗料と筆

  • 塗料:水性アクリルのシタデルカラーファレホを併用
  • 模型用面相筆を基本に、広い面はブラシで効率アップ
  • 工程は下地塗り → 上塗りの2段階
  • 総塗装時間:約60分

塗装工程と使用カラー

  1. スミ入れ
    ガンダムマーカー「スミいれふでペン<グレー>」で脚部や肩まわりを強調し、綿棒で拭き取りながら調整。
  2. 下地塗装
    ファレホ「エルフィックフレッシュ」でベルトや脚部の一部を塗装。
  3. 青系カラー
  4. メタリックカラー
    • 青みがかった銀:シタデル「グレイナイトスティール
    • 金色:シタデル「レトリビューターアーマー」
    • シルバー:ファレホ製ゲームカラー(ベルト周辺)
  5. 黒・白・ライトブルー
    • 黒:ファレホ「ブラック」
    • 白:ファレホ「デッドホワイト」
    • グレーがかった水色:ファレホ「グレイシャーブルー

仕上げ

全塗装後、ソフト99のボデーペン・クリアを吹き付けて保護コート。
乾燥後、台座にセットして完成です。


完成レビュー

完成したシャウタコンボは高さ約17cm。
脚部の「タコレッグ」を中心に、青系とメタリックカラーのコントラストが映える仕上がりになりました。
スミ入れと質感の差を意識したことで、ソフビ特有の単調さを解消できました。


まとめ

今回の制作では、水性アクリル塗料での全塗装により、玩具の雰囲気を劇中に近づけることができました。
古いソフビでも、下処理と丁寧な色分けを行えば、新品のような輝きを取り戻せます。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年8月11日

Posted by Mさん模活時間の記録