【キンケシ塗装】昭和のデカ消し・ローラーマンを水性アクリル塗料でリペイント #916

昭和の人気フィギュア「キンケシ」を令和の今、水性アクリル塗料で塗装しています。
今回は**丸越製キンケシ・デカ消し 第7弾G型「ローラーマン」**をリペイントしました。
超人図鑑のカラーデザインを参考に、色分けを工夫した塗装です。

デカ消し第7弾G型とは?

今回塗装したローラーマンは、読者応募超人で構成された第7弾シリーズの一体です。
マップマンやスプレー魔人など、個性的な超人がラインナップされていました。
正規品・丸越製のパッケージには当時ブックレットも同梱されていました。

塗装前のローラーマンの状態

9cmサイズのデカ消しは、経年による汚れが見られましたが、大きな破損はなし。
通常の工程通り、そのまま塗装作業に進めました。

キンケシ塗装の基本工程

デカ消し塗装は以下の手順で行いました。

  1. 煮沸:形を整え、油分・ホコリ除去
  2. ベンジン漬け:可塑剤抜き
  3. 乾燥・下地作り:Mr.スーパークリア・つや消しを吹き付け
  4. 筆塗り:水性アクリル塗料で色付け

使用した塗料と色分け

塗装はすべて筆塗りで行い、シタデルカラーファレホの水性アクリル塗料を併用しました。

1. 下地塗装

ファレホ・ゲームカラー デッドホワイト
薄めて全体に塗り、後の色乗りを良くしました。

2. メインカラー(黄色)

シタデルカラー BASE アヴァーランドサンセット
隠ぺい力の強い黄色で、主にボディに塗装。

3. 金属色(銀)

シタデルカラー BASE アイアンウォリアー
ローラー部分やリストバンドに使用。
ラーミアンメディウムを併用し塗りムラを防ぎました。

4. フレッシュカラー(肌色)

ファレホ・モデルカラー フラットフレッシュ
腕・脚部に塗装し、下地の白が効いて発色良好。

5. 明るい銀色

ファレホ・ゲームカラー シルバー
目・脚部ローラー結節部・装飾部分に使用。

6. 仕上げのシェイド

シタデルカラー シェイド ナルンオイル
ローラー部分に陰影を加え、質感アップ。

使用した道具

  • 面相筆(細かい部分)
  • 平筆・刷毛(広い面積)
  • クリア塗装:ソフト99 ボデーペン・クリア

完成レビュー

約60分で塗装完了。
塗装後はクリア塗装で保護し、台座を付けてフロントビュー・リアビュー共に満足の仕上がりとなりました。

まとめ

今回は**昭和キン肉マン キンケシ「デカ消し ローラーマン」**を
水性アクリル塗料(シタデルカラー・ファレホ)でリペイントしました。
デカ消しの大きさを活かし、ムラのない丁寧な塗装を心がけています。
キンケシ塗装・リペイントに興味のある方はぜひ参考にしてください!

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録