仮面ライダー響鬼ソフビを全塗装!水性アクリル筆塗りで蘇るヒーローの勇姿 #974

2025年7月29日

仮面ライダー響鬼のソフビを全塗装でリペイント!

今回は、子どもが遊び倒したソフビフィギュア「仮面ライダー響鬼(2005年放映)」を筆塗りで丁寧に塗装しました。
長年の使用で剥がれた部分や未塗装の箇所を補い、まるで新品のように生まれ変わった姿をご覧ください。

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使用フィギュアの紹介と状態確認

今回使用したのは、バンダイが2005年に発売した仮面ライダー響鬼のソフビフィギュア。全高は約17cm。
色分けはある程度されていますが、腕やベルトに未塗装部分、塗装剥離も多数ありました。


【下処理編】塗装前の準備工程

●形を整えるための煮沸

まずは煮沸処理。ソフビを柔らかくして、歪みやクセを元の形に戻します。

●ベンジン漬けで可塑剤を抜く

1〜2日ほどベンジンに浸け込み、ソフビ内部の可塑剤を抜いて塗料の定着を高めます。

●下地作り

乾燥後、**Mr.スーパークリア(つや消し)**を吹き付けて、塗装の下地を整えました。


【塗装編】筆塗りで丁寧にカラーリング

●使用塗料と道具

  • 水性アクリル塗料:シタデルカラー/ファレホ
  • 筆:面相筆、広範囲用ブラシ
    下地塗りと上塗りの2工程で進め、塗装時間は約60分ほどでした。

●下地塗装に使ったカラー

部位使用カラー
腕・脚・ベルトなどファレホ「エルフィックフレッシュ」
その他ファレホ「デッドホワイト」、シタデル「コラックスホワイト」「レイスボーン」「ホワイトスカー」「パリッドウィッチフレッシュ」など

●上塗りで色分けしたカラー

  • シルバー: ファレホ「ゲームカラー」
     →脚・腕・胴体などの剥離箇所を丁寧に補修
  • ブラウン: シタデル「モーンファングブラウン
     →レザー調の質感で、粘性と隠蔽力が高い優秀な塗料
  • ゴールド: シタデル「レトリビューターアーマー」
     →金部分の補修に最適。高発色&定着力抜群
  • ブラック: ファレホ「ブラック」
     →細かなディテールや凹凸に使用
  • レッド: ファレホ「ブラッディレッド
     →鮮やかで発色の良い赤。剥離補修に最適

●質感仕上げ・トップコート


【完成レビュー】蘇る仮面ライダー響鬼!

全高約17cmのソフビフィギュアが、筆塗りによって見違えるように復活。
フロントビューからリアビューまで統一感のある色分けとマットな質感で、非常に満足のいく仕上がりになりました。


まとめ:愛着のあるソフビを塗装でよみがえらせよう

思い出の詰まったソフビフィギュアを、丁寧に塗装し直すことで、世界にひとつだけの作品に生まれ変わります
今回は平成ライダー「仮面ライダー響鬼」でしたが、他のライダーや特撮ヒーローにも応用可能です。

次回の塗装作品もお楽しみに!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月29日

Posted by Mさん模活時間の記録