【筆塗り全塗装】仮面ライダークウガ・ペガサスフォームをソフビリペイント! #970
思い出のソフビをリペイント!仮面ライダークウガ・ペガサスフォーム
今回は、平成仮面ライダーの初代とも言える「仮面ライダークウガ」のペガサスフォームを、当時物のソフビフィギュアでリペイントしました。
このソフビは、2000年にバンダイから発売されたもので、小学生になった長男が幼いころ夢中で遊んでいた思い出の品です。
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塗装前の状態と下処理
フィギュアは色分け済みで造形も良好ですが、経年劣化による塗装剥がれや一部の変形が見られました。
まずは、煮沸でビニール素材を柔らかくし、変形を矯正。さらにベンジンに1~2日漬けて可塑剤を抜き、塗料の乗りを良くします。



乾燥後、**Mr.スーパークリア(つや消し)**を吹き付けて塗装の下地処理を行いました。

使用塗料と塗装工程
塗装は水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)を使用。すべて筆塗りで行いました。
細かい部分は面相筆、広い面には平筆を使い分け、効率よく作業。約40分で塗装を完了しました。
下地塗装
- ファレホ ゲームカラー:エルフィックフレッシュ
→ 首元・腹部・背面マフラー・ベルトの一部など、白系の下地に。

黒の塗装
- ファレホ ゲームカラー:ブラック
→ 剥げの目立つ頭部・腕部・脚部などに上塗り。

緑(ペガサスフォームのメインカラー)
- シタデルカラー BASE:キャリバングリーン
→ 胴体・目・腕・脚・ベルトの装飾部分に。

金
- シタデルカラー BASE:レトリビューターアーマー
→ フェイス・腕・脚・ベルトの各所に。隠ぺい力が高く、金属感も良好。

銀
- ファレホ ゲームカラー:シルバー
→ フェイスパーツ・ベルト(背面まで全塗装)に使用。

仕上げとトップコート
マットな質感を出すために、シタデルカラー テクニカル:ストームシールドを水で薄めて塗布。
最終仕上げとして、ソフト99のボデーペンクリアを吹き付けて、ツヤと耐久性を加えました。


完成レビュー
完成したクウガ・ペガサスフォームは全高約17cm。剥げや傷を補修し、鮮やかな色彩でよみがえりました。
台座を付けて、フロントビューからリアビューまでしっかり映える仕上がりです。



まとめ
思い出のソフビフィギュアを、自分の手で丁寧にリペイントすることで、まるで新品のように蘇らせることができました。
平成仮面ライダーの名作「クウガ」、ペガサスフォームが持つ独特のカラーリングも再現できて大満足です!












