昭和ライダーを蘇らせる!仮面ライダーXソフビを筆塗り全塗装でリペイント #969
小学生になった長男が幼い頃に夢中で遊んでいた、仮面ライダーのソフビフィギュアたち。その中の一体、仮面ライダーXを、今回は水性アクリル塗料&筆塗りでフルリペイントしました。

■塗装前の準備
このソフビは2008年製、バンダイ製造・中国生産。平成ライダー初期の頃に販売されたもののようです。経年による変形があったため、まずは煮沸処理で柔らかくして整形。
その後、ベンジンに1〜2日漬け置きして可塑剤を抜き、乾燥後にMr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、塗装下地を作成しました。






■使用塗料と筆
- 塗料はシタデルカラーとファレホ(いずれも水性アクリル)を併用
- 筆塗り仕上げ。細かい部分は面相筆、大面積はブラシを使って時短

■塗装工程と色指定
- 下地塗装:ファレホ・エルフィックフレッシュ
首元マフラーや腹部など、白に近い色を使用。 - 赤:ファレホ・ブラッディレッド
目やボディの一部、ベルト、マフラーのラインなどに使用。 - 銀:ファレホ・シルバー
頭部やベルトに。Xらしいメタリック感を演出。 - 黒:ファレホ・ブラック
フェイス、ブーツ、グローブなどの補修箇所に。 - 黄色:ファレホ・ディープイエロー
マフラーのデザインに。下地が効いて発色良好。 - グレー:ファレホ・ストーングレイ(メカカラー)
スーツ全体に薄く塗装して統一感を出しました。 - 仕上げ:シタデル・ストームシールド
特殊効果表現の塗料で、マットな質感に。 - 保護:ソフト99・ボデーペン(クリア)
乾燥後に全体を保護して完成です。

■完成レビュー
高さ17cmのソフビフィギュア。未塗装だった背面までしっかり色を加え、仮面ライダーXがよみがえりました。台座に立たせた姿は、どこから見ても映える一体に。



目次
🟣まとめ
思い出が詰まったソフビを、自分の手でリペイントして再生する楽しさは格別です。今回の仮面ライダーXのように、昭和のライダーたちも、筆塗りで新たな命を吹き込むことができます。次回もお楽しみに!
