【食玩改造】SHODO 仮面ライダー旧1号(桜島Ver.)を筆塗りで仕上げる!簡単塗装ガイド #955

2025年7月4日

今回は、SHODO仮面ライダーVSシリーズより「仮面ライダー旧1号 桜島Ver.」の食玩キットを使って、開封から組み立て、そして筆塗りによる追加塗装までを行いました。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

■ 開封と内容物の確認

パッケージを開けると中には、ボディ本体、交換用の手首パーツ、ディスプレイスタンド、頭部パーツ、マフラーが封入されています。
桜島Ver.の特徴である黒い頭部が印象的です。

SHODO仮面ライダーVSシリーズは、全高約100mmとコンパクトながら、緻密な造形と広い可動域を兼ね備えた食玩フィギュア。組み立てだけでも高い完成度を誇ります。

■ 仮組みとスタンド設置

仮組みでは、左手を開き手、右手をグーに設定して立たせてみました。
マフラーをボディに挟んでから頭部をはめ込みますが、ややきつめで慎重に作業が必要です。

未使用の手パーツは、付属スタンドの裏に収納可能。自立も安定しています。

■ 塗装前処理と下地づくり

まずは素組み状態を確認。非常に完成度が高く、前後から見ても見栄えは抜群です。
塗装に入る前に、Mr.スーパークリア(つや消し)を全体に吹きつけ、マットな下地を作成しました。

■ 追加塗装の工程

塗装対象は主にベルトや背中の未塗装部分です。
まずは下地として、**ファレホのゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を使用。ベース塗装として、塗料のノリや発色を良くする重要な工程です。

▼ 使用している他のベースカラー例:

  • ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」
  • シタデルカラー「コラックスホワイト」「レイスボーン」
  • LAYER「ホワイトスカー」「パリッドウィッチフレッシュ」など

ファレホは水性アクリル塗料として世界的に定評があり、筆塗りでもムラが出にくく、広範囲でも滑らかに仕上がります。

次に、ベルト中央の「タイフーン」に**シタデルカラー コントラスト「ブラックテンプラー」**を使ってスミ入れを施し、立体感を強調しました。

■ シルバーとグリーンの上塗り

ベルトの追加塗装には、**ファレホ ゲームカラー「シルバー」**を使用。下地の白が効いてしっかりと発色してくれました。
細部の塗り分けは、極細筆で丁寧に仕上げています。

さらに、頭部と背面の未塗装部分には、**シタデルカラー BASE「キャリバングリーン」**を使用。高い隠ぺい力を持つため、下地色を気にせず塗装できます。

■ 仕上げのコーティング

塗装の最後は、**シタデルカラー テクニカル「ストームシールド」**を薄めて塗布。マットな質感に仕上げました。

使用塗料はすべて水性アクリル塗料で、ファレホとシタデルを併用。筆は面相筆を中心に、広い面には刷毛で時短塗装しました。
塗装にかかった時間はわずか15分ほど。乾燥後、水性トップコート(つや消し)を吹きつけて全体を保護し、完成です。

■ 組み立て後の仕上がり

塗装後、手のパーツを変えて再度組み立て。
フロントビューもリアビューも、筆塗りによる仕上げでグッと完成度が高まりました。


まとめ

今回は「SHODO仮面ライダーVS」より、旧1号・桜島Ver.の組み立て&塗装を行いました。
水性アクリル塗料を使った筆塗り塗装で、食玩フィギュアがよりリアルに生まれ変わります。
短時間でもしっかりとした仕上がりになるので、ぜひ挑戦してみてください。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月4日

Posted by Mさん模活時間の記録