【食玩改造】SHODO 仮面ライダー旧1号(桜島Ver.)を筆塗りで仕上げる!簡単塗装ガイド #955
今回は、SHODO仮面ライダーVSシリーズより「仮面ライダー旧1号 桜島Ver.」の食玩キットを使って、開封から組み立て、そして筆塗りによる追加塗装までを行いました。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!
今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!
■ 開封と内容物の確認
パッケージを開けると中には、ボディ本体、交換用の手首パーツ、ディスプレイスタンド、頭部パーツ、マフラーが封入されています。
桜島Ver.の特徴である黒い頭部が印象的です。

SHODO仮面ライダーVSシリーズは、全高約100mmとコンパクトながら、緻密な造形と広い可動域を兼ね備えた食玩フィギュア。組み立てだけでも高い完成度を誇ります。



■ 仮組みとスタンド設置
仮組みでは、左手を開き手、右手をグーに設定して立たせてみました。
マフラーをボディに挟んでから頭部をはめ込みますが、ややきつめで慎重に作業が必要です。

未使用の手パーツは、付属スタンドの裏に収納可能。自立も安定しています。



■ 塗装前処理と下地づくり
まずは素組み状態を確認。非常に完成度が高く、前後から見ても見栄えは抜群です。
塗装に入る前に、Mr.スーパークリア(つや消し)を全体に吹きつけ、マットな下地を作成しました。

■ 追加塗装の工程
塗装対象は主にベルトや背中の未塗装部分です。
まずは下地として、**ファレホのゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を使用。ベース塗装として、塗料のノリや発色を良くする重要な工程です。

▼ 使用している他のベースカラー例:
- ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」
- シタデルカラー「コラックスホワイト」「レイスボーン」
- LAYER「ホワイトスカー」「パリッドウィッチフレッシュ」など
ファレホは水性アクリル塗料として世界的に定評があり、筆塗りでもムラが出にくく、広範囲でも滑らかに仕上がります。
次に、ベルト中央の「タイフーン」に**シタデルカラー コントラスト「ブラックテンプラー」**を使ってスミ入れを施し、立体感を強調しました。

■ シルバーとグリーンの上塗り
ベルトの追加塗装には、**ファレホ ゲームカラー「シルバー」**を使用。下地の白が効いてしっかりと発色してくれました。
細部の塗り分けは、極細筆で丁寧に仕上げています。
さらに、頭部と背面の未塗装部分には、**シタデルカラー BASE「キャリバングリーン」**を使用。高い隠ぺい力を持つため、下地色を気にせず塗装できます。


■ 仕上げのコーティング
塗装の最後は、**シタデルカラー テクニカル「ストームシールド」**を薄めて塗布。マットな質感に仕上げました。

使用塗料はすべて水性アクリル塗料で、ファレホとシタデルを併用。筆は面相筆を中心に、広い面には刷毛で時短塗装しました。
塗装にかかった時間はわずか15分ほど。乾燥後、水性トップコート(つや消し)を吹きつけて全体を保護し、完成です。


■ 組み立て後の仕上がり
塗装後、手のパーツを変えて再度組み立て。
フロントビューもリアビューも、筆塗りによる仕上げでグッと完成度が高まりました。



まとめ
今回は「SHODO仮面ライダーVS」より、旧1号・桜島Ver.の組み立て&塗装を行いました。
水性アクリル塗料を使った筆塗り塗装で、食玩フィギュアがよりリアルに生まれ変わります。
短時間でもしっかりとした仕上がりになるので、ぜひ挑戦してみてください。

