【食玩を本格塗装】SHODO 仮面ライダーBLACKを筆塗りで再現!可動&質感アップのリペイント記録 #1035

2025年10月20日

食玩フィギュア「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズより、仮面ライダーBLACKを筆塗りで丁寧に塗装。水性アクリル塗料・ファレホ&シタデルを駆使し、マット質感のリアルな仕上がりに!

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◆ 食玩キット「SHODO 仮面ライダーBLACK」を開封

今回は、食玩フィギュアシリーズ「SHODO 仮面ライダーVS」第10弾の仮面ライダーBLACKを製作しました。
パッケージを開けると、封入されているのは本体パーツ、交換用ハンドパーツ、スタンド、頭部パーツのシンプル構成。
マフラーのないライダーなので、造形的にもすっきりとしています。

この「仮面ライダーVS」シリーズは2016年発売。全高約100mmながら、緻密な造形と可動域の広さが魅力の食玩キットです。


◆ 素組みで確認。高クオリティの造形

まずは両手をグーの状態で組み立て。
頭部のジョイントはやや固めですが、安定感があります。
付属のスタンドには、未使用の手パーツを収納可能。
塗装前の素組み状態でも、このサイズで十分な完成度です。

塗装前にMr.スーパークリアつや消しを吹き、マットな下地を作りました。


◆ ファレホ&シタデルで追加塗装スタート

塗装のメインは背面・ベルト・腕・腰部・股関節部などの未塗装箇所。
色分けを見直し、全体を一度塗り直す形で仕上げていきます。

下地には**ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を使用。
黒成形色の上でも発色がよく、後の塗りをスムーズにします。


◆ 細部塗装:筆先と色選びのこだわり

黄色は隠ぺい力が弱いため、白下地で発色をサポートしました。

広い面積はラーミアンメディウムで薄めてムラ防止。
シタデルカラーは食いつきが良く、筆ムラが出にくい水性アクリル塗料です。


◆ メタリック表現とシャドウ塗装

  • メタリック・シルバー(ファレホ ゲームカラー):ボディのラインを塗り直し。
  • ブラック(ゲームカラー):補修&部分塗り。
  • ブラッディレッド(ゲームカラー):ライン塗装で丁寧に発色。

最後に**ナルンオイル(シタデル シェイド)**をメタリック部分へ染め塗りし、質感を引き締めました。


◆ 仕上げとトップコート

塗装全体の保護とマット感向上のため、シタデル テクニカル「ストームシールド」を薄めて塗布。
乾燥後に水性トップコートつや消し
を吹き、塗装膜を保護します。

使用した塗料は「ファレホ」と「シタデルカラー」。
筆塗りは極細面相筆、広範囲は刷毛で効率よく進行。
塗装時間は約50分でした。


◆ 完成! 仮面ライダーBLACKのリペイントモデル

塗装後に再組立し、手パーツを変えてポージング。
正面・背面ともにマットな質感と細部の塗り分けで、量産品とは違う存在感が出ました。

BLACKは、南光太郎が暗黒結社ゴルゴムによって改造された世紀王
その物語背景を思わせるような、深みあるカラーリングに仕上がりました。


◆ まとめ

食玩とは思えない可動と造形の「SHODO 仮面ライダーBLACK」。
ファレホ&シタデルによる筆塗り仕上げで、劇中さながらの質感を再現できました。
水性アクリル塗料の扱いやすさ、筆塗りの魅力を再確認できる制作でした。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月20日

Posted by Mさん模活時間の記録