【食玩を本格塗装】SHODO 仮面ライダーBLACKを筆塗りで再現!可動&質感アップのリペイント記録 #1035
食玩フィギュア「SHODO 仮面ライダーVS」シリーズより、仮面ライダーBLACKを筆塗りで丁寧に塗装。水性アクリル塗料・ファレホ&シタデルを駆使し、マット質感のリアルな仕上がりに!
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◆ 食玩キット「SHODO 仮面ライダーBLACK」を開封
今回は、食玩フィギュアシリーズ「SHODO 仮面ライダーVS」第10弾の仮面ライダーBLACKを製作しました。
パッケージを開けると、封入されているのは本体パーツ、交換用ハンドパーツ、スタンド、頭部パーツのシンプル構成。
マフラーのないライダーなので、造形的にもすっきりとしています。


この「仮面ライダーVS」シリーズは2016年発売。全高約100mmながら、緻密な造形と可動域の広さが魅力の食玩キットです。

◆ 素組みで確認。高クオリティの造形
まずは両手をグーの状態で組み立て。
頭部のジョイントはやや固めですが、安定感があります。
付属のスタンドには、未使用の手パーツを収納可能。
塗装前の素組み状態でも、このサイズで十分な完成度です。



塗装前にMr.スーパークリアつや消しを吹き、マットな下地を作りました。

◆ ファレホ&シタデルで追加塗装スタート
塗装のメインは背面・ベルト・腕・腰部・股関節部などの未塗装箇所。
色分けを見直し、全体を一度塗り直す形で仕上げていきます。

下地には**ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を使用。
黒成形色の上でも発色がよく、後の塗りをスムーズにします。
◆ 細部塗装:筆先と色選びのこだわり
- ライトグリーン(モデルカラー):ベルト装飾部分に使用。
- モーンファングブラウン(シタデルBASE):関節部の赤茶表現。
- ディープイエロー(モデルカラー):背面や手のパーツへ。

黄色は隠ぺい力が弱いため、白下地で発色をサポートしました。
広い面積はラーミアンメディウムで薄めてムラ防止。
シタデルカラーは食いつきが良く、筆ムラが出にくい水性アクリル塗料です。
◆ メタリック表現とシャドウ塗装
- メタリック・シルバー(ファレホ ゲームカラー):ボディのラインを塗り直し。
- ブラック(ゲームカラー):補修&部分塗り。
- ブラッディレッド(ゲームカラー):ライン塗装で丁寧に発色。

最後に**ナルンオイル(シタデル シェイド)**をメタリック部分へ染め塗りし、質感を引き締めました。

◆ 仕上げとトップコート
塗装全体の保護とマット感向上のため、シタデル テクニカル「ストームシールド」を薄めて塗布。
乾燥後に水性トップコートつや消しを吹き、塗装膜を保護します。


使用した塗料は「ファレホ」と「シタデルカラー」。
筆塗りは極細面相筆、広範囲は刷毛で効率よく進行。
塗装時間は約50分でした。

◆ 完成! 仮面ライダーBLACKのリペイントモデル
塗装後に再組立し、手パーツを変えてポージング。
正面・背面ともにマットな質感と細部の塗り分けで、量産品とは違う存在感が出ました。



BLACKは、南光太郎が暗黒結社ゴルゴムによって改造された世紀王。
その物語背景を思わせるような、深みあるカラーリングに仕上がりました。
◆ まとめ
食玩とは思えない可動と造形の「SHODO 仮面ライダーBLACK」。
ファレホ&シタデルによる筆塗り仕上げで、劇中さながらの質感を再現できました。
水性アクリル塗料の扱いやすさ、筆塗りの魅力を再確認できる制作でした。








