#561【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第4弾(D型)パーソナルマン
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第4弾、D型のパーソナルマン・パソコンキングを塗装しました。
・当時のパソコンをモチーフにしたキン肉マンの超人は?
・丸越製の「デカ消し」って知ってますか?
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
特徴あるフォルムの超人です。
塗装の様子を動画で
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塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
少し汚れ、経年のくすみはありますが、比較的保存状態は良い方でした。
これもまた、当時子どもだった世代の方には「持ってた!」と思い出すキンケシの一つかもしれません。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーのコラックスホワイト。
重ね塗りをする白の下地として、ほぼ全面に塗り入れました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
カラーリングの参考にしたのは学研の図鑑、超人です
塗装にかかった時間は約50分でした。
2色目は、胴体のキーボードの部分、メカニカススタンダードグレイ、というシタデルカラーでいう一般的なグレーを塗りました。
ここで先ほど下地を入れた白に重ね塗り。レイヤーカラーの「エシングレー」を塗りました。
先に塗ったグレーよりもいくぶん濃いめの塗料です。
4色目は黒、アバドンブラック。
これは、顔の部分、パソコンのディスプレイの箇所です。
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた極細筆を使って塗装していきました。
ここから、珍しい白地のベースカラーの重ね塗りです。
先にコラックスホワイトを入れた部分に、レイスボーンを塗りました。
少しレトロな感じのパソコン感を出すため、この色のチョイスにしました。
本体と、主に裏面にある配線の箇所も重ね塗りしています。
目は、これは画面上の文字色のイメージでしょうか。
緑、今回は薄めのガウス・ブラスターグリーンを塗りました。
スジや色の境のところの質感を出すため、シェイドカラーのナルンオイルを入れました。
白にはさらに重ね塗り。
今度はドライブラシで、プラゼティホワイトを入れています。
最後は、1箇所ですがボタンの部分に赤、メフィストンレッドを入れています。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
独特で、なかなか色分けの難しい造形のキンケシでした。
パーソナルマンについて
パーソナルマンは、パソコンがモチーフの正義超人で、アメリカ合衆国出身の設定。
超人強度は60万パワー。
別名、パソコン・キング。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
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いかがでしたか、パーソナルマンの塗装
でかキンケシで第4弾に封入されていたブックレットです。
この弾は、前述のメンバーをはじめ、モンゴルマンやザニンジャ、ジャンクマンなど主力超人もラインナップされていました。
というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、パーソナルマンでした。
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